令和 3年 9月 定例会(第5回) 令和3年第5回
市貝町議会定例会(第2号) 令和3年9月3日(金曜日)午前10時開議出席議員(12名) 1番 荒井和一議員 2番 石井 豊議員 3番 関澤正一議員 5番 豊田 功議員 6番 園部弘子議員 7番 川堀哲男議員 8番 小塙 斉議員 9番 小沢岩夫議員 10番 山川英男議員 11番 高徳義男議員 12番 小泉栄一議員 13番
和久和夫議員欠席議員(なし
)-----------------------------------説明のための出席者 町長 入野正明 副町長 永山廣美 教育長 小森祥一 総務課長 永山良一 企画振興課長 金田道宙 町民くらし課長 軽部 修 健康福祉課長 國井美由紀 農林課長 川上和幸 建設課長 渡邉隆憲 こども未来課長 滝田弘行 生涯学習課長 関澤孝浩 国体推進室
小森末夫-----------------------------------本会議の書記 事務局長 久保孝幸 次長
小林敏章-----------------------------------付議事件 別紙のとおり開議宣告 午前10時00分 議事日程(第2号)第1 一般質問(1名) 8番 小塙 斉 1
地域包括ケアシステムの構築について 2 日本一サシバが子育てする里山の農業大使事業の費用対効果について 3 小中学校のバリアフリーについて第2 認定第1号 令和2年度市貝町
一般会計歳入歳出決算認定について(説明・委員会付託)第3 認定第2号 令和2年度市貝町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について(説明・委員会付託)第4 認定第3号 令和2年度市貝町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について(説明・委員会付託)第5 認定第4号 令和2年度市貝町
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について(説明・委員会付託)第6 認定第5号 令和2年度市貝町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について(説明・委員会付託)第7 認定第6号 令和2年度市貝町
公共下水道事業特別会計
歳入歳出決算認定について(説明・委員会付託)第8 認定第7号 令和2年度市貝町
奨学金貸与費特別会計歳入歳出決算認定について(説明・委員会付託)第9 報告第4号 令和2年度健全化判断比率及び資金不足比率について第10 議案第37号 専決処分した事件の承認について(市貝町手数料条例の一部を改正する条例)第11 議案第38号 専決処分した事件の承認について(令和3年度市貝町
一般会計補正予算(第2号))第12 議案第39号 令和3年度市貝町
一般会計補正予算(第3号)第13 議案第40号 令和3年度市貝町
介護保険特別会計補正予算(第1号)第14 議案第41号 令和3年度市貝町
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)第15 議案第42号 専決処分した事件の承認について(市貝町個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する
条例)-----------------------------------
△開議の宣告
○議長(山川英男) ただいま出席している議員は12名であります。定足数に達しておりますので、直ちに会議を開きます。 (午前10時00分)
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△一般質問
○議長(山川英男) 日程第1、「一般質問」を行います。 順次、通告順に質問を許します。
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△小塙斉
○議長(山川英男) 8番、小塙斉議員。登壇。 (8番 小塙 斉 登壇)
◆8番(小塙斉) 皆さん、おはようございます。 本日は、早朝より傍聴に来ていただきました皆様に感謝を申し上げます。 議席番号8番、小塙斉でございます。 9月定例議会最後の一般質問者となります。 私は、町民の生命、健康、町の経済のため、そして未来を担う子供たちのため、是々非々の立場で町政の課題に取り組んでまいります。 それでは、さきの通告に従いまして、3件の事項について順次質問してまいりますので、ご答弁を賜りますようよろしくお願いいたします。 一般質問の1点目は、
地域包括ケアシステムの構築についてです。 第6次市貝町
振興計画後期基本計画の中に、重点プロジェクトの5項目め、「温かく見守られながら感謝で命のバトンを引き継ぎます」とあります。 町は、
地域包括ケアシステムの入り口、総合相談支援窓口が設置されて、1人が抱える問題の早期発見と個人の地域的解決に結びつけています。システムの核となれる総合病院が令和2年8月に開院いたしました。二次救急医療機関ですが、急性期から回復期に向かう中で、退院を控えて調整する包括ケア病床を19床確保しております。かかりつけ医と連携しながら在宅医療の充実、医療と介護の連携の推進が期待できるところであります。寝たきりをなくすことを目指し、感謝で命のバトンを引き継げるよう
地域包括ケアシステムの確立が求められています。 芳賀郡内では、少ない退院支援を行う
地域包括ケア病棟を持つ病院であります。役場職員である保健師などの専門職をはじめ、自治体と地域の医療・介護資源をしっかり連携する体制を一日も早く構築して、地域で、自宅で命のバトンを安心して引き継げるように整えることが喫緊の課題と思います。 今後、かかりつけ医や総合病院をよりどころにして、住まい、医療、介護、予防そして生活支援が切れ目なくつながるような
地域包括ケアシステムをどのように町は構築するのかを伺います。 一般質問の2件目ですが、日本一サシバが子育てする里山の農業大使事業の費用対効果について伺います。 日本一サシバが子育てする里山の農業大使事業が平成29年度から実施されています。市貝町で生産される農畜産物やサシバの生息する自然豊かな里地里山環境などの地域資源等の魅力を広く発信し、町の知名度の向上と農業の発展を図るため、日本一サシバが子育てする里山の農業大使を設置して事業を行ってまいりました。 沖縄県宮古島市と姉妹都市経済交流また広報事業として行ってきたと思いますが、これまでの事業の実績、費用対効果はどうだったのか、また今後の予定についてを伺いたいと思います。 3件目の質問です。小・中学校のバリアフリーについて伺います。 今年の4月から
改正バリアフリー法が施行されました。公立小・中学校のバリアフリー化が義務化されております。文部科学省の状況調査によりますと、昨年5月1日現在ですが、本件のバリアフリー化は、小・中学校合わせて、校舎、屋内運動場ともに平均を下回っています。学校施設の多くが災害時の避難所にも指定されています。地域の高齢者や障害者も含め、特定多数の人たちの利用が想定できます。文科省は、施行に併せて改修補助率をこれまでの3分の1補助から2分の1へ引き上げました。これを機会に当町も計画的な整備推進を検討すべきと思います。 そこで、本町の校舎にエレベーターの設置、また車いす利用者が使える多目的トイレが校舎に1つ以上ある、また学校の門から建物の校舎の前までスロープなどによって段差が解消されているか、また屋内運動場、体育館のエレベーター、トイレ段差解消についての現状と今後の改修等の予定について伺いたいと思います。 以上でこの場での質問を終わります。町長、教育長をはじめ所管課長の皆様には、簡潔明解な答弁をお願いいたします。
○議長(山川英男) 入野町長。登壇。 (町長 入野正明 登壇)
◎町長(入野正明) 小塙議員より3問一般質問を受けました。そのうち、小・中学校のバリアフリーにつきましては、教育長が答弁いたします。 残余の2点についてお答えいたします。 まず、第1点目の
地域包括ケアシステムの構築について申し上げます。 当該システムについては、厚生労働省が示すとおり、3つの段階を踏んで構築していきたいと考えています。 まず、1つ目は、地域の課題の把握と社会資源の発掘です。 本町の高齢者がどのような課題を感じているのか定期的に調査を行うとともに、地域ケア会議を開催し、地域の困りごとや個別の支援内容を検討することで、社会資源の把握や支援者の課題等、地域内の課題の把握や分析を行います。 2つ目は、地域の関係者による対応策の検討です。 個別事例を検討した上で把握した課題を町職員をはじめ様々な地域の関係者とともに協議し、それを政策につなげるための具体策を話し合います。 3つ目は、対応策の決定・実行です。
地域包括ケア会議で検討された課題への具体策を決定し、
介護保険事業計画の中に盛り込んでいくことが
地域包括ケアシステムの構築に向けた最後の段階です。地域にニーズに見合った支援サービスのメニューを整備し、必要に応じて各種サービスの事業化や施策化なども行われていきます。具体的には、認知症対策を推進するため、
認知症地域支援推進員を増員し、医療・介護等の有機的な連携を推進していくことや行政が介護・福祉サービスを提供するだけでなく、企業や地域団体、ボランティアなどが主体となって地域で支え合うまちづくりの機運が高まるよう町民の方々に働きかけていくなど、昨年度策定した第8期
介護保険事業計画・
高齢者総合保健福祉計画に沿って、一つ一つの事業を着実に進めてまいります。 それとともに、毎年度、市貝町
地域福祉総合計画進行管理委員会の評価分析を受け、PDCAサイクルを実行しながら、
地域包括ケアシステムの構築を進めてまいりたいと考えています。 小塙議員から、具体的な
地域包括ケアシステムに対応した専門職の連携について、そのうち最終的に人の一生が光り輝いて次にバトンタッチする段階について特にご質問がございました。当町に総合病院が開設されまして、その中で
地域包括ケア病棟が開設されるということで、それを核とした地域との連携についてのご質問がございました。 私どもも2025年問題、団塊の世代の高齢化に伴い、回復期病床が大幅に不足すると言われる中で、回復期病床の必要性はとみに高まってきています。 そのような中で、在宅医療の課題として緊急時に入院できる病床の確保ができていないということが地域の高齢者、在宅を施行する患者の皆さんの中で懸念されているところです。 そのような中で、総合病院が当町に開院されまして、
地域包括ケア病棟ができたということは、市貝町の町民にとって、心強い安心を持って最後までこの町で住んでいてよかったと思われる、そういう最後の締めくくりに関わる大きな役割を果たせるのかなと思っています。 そのような中で、先程の言及もございました
地域包括ケア病棟とかかりつけ医が在宅で住み慣れた地域の中でいろいろな人と関わりながら最期を迎えられるように、町としてはしっかりとした体制を築いていくこことが大事だというふうに思っていますので、ただいま前段で申し上げましたとおり、PDCAを回しながら、最終の段階においてこのケア病棟をしっかりと位置づけていくことが大事でございますが、民間病院ということもございまして、現在はコロナ禍にございまして、なかなか平常の病院機能が後退している中で、町との関係構築については、現在図れないような状況になってございますし、担当課もコロナに関わる業務で精いっぱいの状況ですので、コロナ禍が消失した後を見据えて準備をしていくことが大事かというふうに思っています。 そういうことから、今後の課題として、振興計画にも記載させていただきましたが、この後に続く町の重要な課題として捉えながら具体化を図っていきたいというふうに思っています。 基本的には、大きな流れとしては、前段のPDCA、地域ケア会議の中に専門職、行政職、住民を巻き込んで、地域の課題を探っていく。そして、その中で最期安心してこの町で終わっていける、そういう体制を作っていきたいというふうに思っています。 以上です。 失礼いたしました。もう1点抜けていました。 第2点目の日本一サシバが子育てする里山の農業大使事業について申し上げます。 まずはじめに、日本一サシバが子育てする里山の農業大使についてご説明いたします。 ご承知のとおり、農業大使は市貝町で生産される農産物やサシバの生育する自然豊かな里地里山環境などの地域資源などの魅力を広く発信し、町の知名度の向上と農業の発展を図るため、平成29年度に設置されたものでございます。 農業大使は、町に深い理解を持ち、農業振興推進に積極的な者の中から、本人の同意を得まして町が委嘱してございます。委嘱を受けた農業大使は、町の要請する催事等へ参加し、広報活動を行っております。 事業実績といたしましては、
国際サシバサミット2019市貝大会や沖縄県宮古島市で開催された宮古の産業まつりへ参加しているところでございます。
国際サシバサミット2019市貝大会では、交流に参加し、提供された料理に使用した市貝町の野菜について紹介し、世界中から集まった参加者に市貝町の野菜の魅力を発信したところでございます。宮古の産業まつりでは、町が推進するサシバの
ふるさと特別栽培米をはじめとする町内農産物を、サシバの生息する環境に配慮した農産物として、友好都市である宮古島市民にPRしたところでございます。 農業大使の報酬につきましては、基本的に無報酬とされておりますが、町が催事への参加を要請した際には、予算の範囲内でその都度謝礼金を支出しているところでございます。 また、昨年からは、
新型コロナウイルス感染症拡大の影響でイベントが軒並み中止となっており、広報活動ができない状況にあります。今後は、
コロナウイルス感染症の感染拡大状況を鑑み、適宜、広報活動を再開してまいりたいと考えております。 以上です。
○議長(山川英男) 小森教育長。登壇。 (教育長 小森祥一 登壇)
◎教育長(小森祥一) 私からは、3点目の小・中学校のバリアフリーについて申し上げます。 まず、1つ目の校舎へのエレベーター、多目的トイレ、校門から校舎までのスロープなどの設置状況について申し上げます。 町内における小・中学校のバリアフリー化の状況ですが、市貝中学校につきましては、普通教室棟の改築に伴い、エレベーター及び多目的トイレを新たに設置し、校舎内外の段差についても解消がなされているところでございます。 小貝小学校につきましても、校舎の改築の際に多目的トイレの設置及び段差等は解消されておりますけれども、エレベーターが未整備であり、正門から校舎までの動線が未舗装となっており、段差の解消には至っていない状況となっております。 市貝小学校及び赤羽小学校につきましては、多目的トイレ、エレベーター及びスロープの設置につきましては、全て現在のところ未整備となっております。 次に、2つ目の体育館の現状と今後の予定についてでございますが、
市貝小学校体育館入り口にスロープが設置してあるのみで、バリアフリー化が未対応となっております。 令和2年の高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律の一部改正に伴いまして、
公立小・中学校施設についても、一定規模以上の建築をする場合には、障害者等に配慮した施設整備が義務化されたところでありまして、学校施設は教育目的のみならず、災害時の避難所としても重要な役割を担っているというところから、児童・生徒をはじめ、地域の高齢者や障害者が安心して利用できるようバリアフリー化を図ることは重要であると認識しております。 文科省の2025年度末の目標値では、エレベーターが40%、車いすトイレが95%、スロープなどによる段差解消が100%となってございます。この目標値に遅れることがないよう、優先順位を考慮しながら、各施設の老朽化対策に伴う長寿命化改修に併せて整備を図ってまいりたいと考えております。 以上です。
○議長(山川英男) 小塙議員。
◆8番(小塙斉) 順次、再質問をさせていただきます。 まず、一般質問の1件目の
地域包括ケアシステムの構築についてから伺いたいと思います。 町長、これ
地域包括ケアシステムの構築における昨年開院しました病院の位置づけは、どうなっているのか、どのようにお考えなのかまず伺いたいと思います。
○議長(山川英男)
國井健康福祉課長。
◎健康福祉課長(國井美由紀) ただいまのご質問に対しましてお答えを申し上げます。
地域包括ケアシステムの構築に関しましては、病院との連携ということは不可欠でございます。昨年、開院しました町内病院における
地域包括ケア病棟につきましては、現在はまだできていないということで、一般病棟として今利用されていると伺っております。今後は、
地域包括ケア病棟に移行するよう準備を進めていると伺っているところでございます。
地域包括ケアシステムの核となる
地域包括ケア病棟につきましては、今後、その病棟ができるということで、具体的に構築していくことになると思われます。 しかしながら、現在でも急性期治療を終えまして退院される前に、総合病院に限らずほかの病院の方もそうですが、病院の医師や看護師、そして町職員ほか保健師やケアマネジャーなどが連携して相談し、切れ目なく必要なサービスが提供されるように現在も連携を図っているところでございます。よろしくお願いします。 以上です。
○議長(山川英男) 小塙議員。
◆8番(小塙斉) 令和3年度の予算に、病院関係ですと、
地域包括ケア構築支援事業、介護保険事業の3年度予算に470万円が予算化されております。また、私的二次
救急医療機関補助事業として200万円が3年度の補助で予算化されておりますが、先日いただいた令和2年度の執行状況報告書、決算書を見ますと、どうもその予算が消化されていない。不用額となっているように見えますが、その件について伺いたいと思います。 私的二次救急医療機関の補助については、令和2年度は100万円、それから
地域包括ケア構築支援事業の470万円も丸々不用額となっておりますが、その件についてお伺いをいたします。
○議長(山川英男)
國井健康福祉課長。
◎健康福祉課長(國井美由紀) ただいまの質問に対しましてお答え申し上げます。 昨年度予算化しました住み慣れた地域で人生を生き抜くための
体制整備事業補助金交付ということで470万、地域ケア病棟の運営に関する費用ということで計上いたしました。こちらに関しましては、病院のほうからは辞退ということで不用額となっております。 また、二次救急に関しましても、昨年の11月ぐらいだったと思うんですけれども、二次救急の指定を受けたということで聞いておりますが、病院の補助が1月から12月ということもありまして、こちらのほうも補助のほうを辞退されたということで、不用額となっております。 以上です。
○議長(山川英男) 小塙議員。
◆8番(小塙斉) 病院から2つの補助事業、支援事業に対して、令和2年度100万円と470万円辞退するということですね。これは、町との関係が非常に悪化していると思います。町長はどのようにお考えなのかお聞きいたします。
○議長(山川英男) 入野町長。登壇。 (町長 入野正明 登壇)
◎町長(入野正明) 小塙議員の見解では、総合病院と町の関係が悪化という評価でございましたが、
地域包括ケア病棟につきましては、ただいま課長から説明がございましたように、まだ
地域包括ケア病棟については開設に至っていないということでございます。 また、私的二次救急医療につきましては、この運営における単価について、町のほうの見積りについて、病院としてはそれは過少ではないかというご主張がございまして、町はこれ税金が基のお金でございますので、そういう面でまだその額について折り合いがついていないということもございますし、民間病院ということもございますが、それらについては、また改めて病院と今後の
地域包括ケアシステム構築の中でどのような関係を構築していくのかというラインから二次救急について、当町としてどのような貢献ができるのか、また協議の場を持っていきたいというふうに思っています。 以上です。
○議長(山川英男) 小塙議員。
◆8番(小塙斉) 昨年8月に病院が竣工されまして、竣工式等があったわけなんですが、本来ですと、その町の町長ですとか議長が招待されて当然なわけなんですね。そういったことが町長、議長、町に対して一切ないというのは、どうもおかしい。これは関係が悪化している、そう思います。 それから、また町でいろいろな福祉計画、高齢者福祉の計画策定委員であったり介護関係のそういう計画の委員の依頼をしても、お断りをされるというようなお話も伺っています。どうも全くうまくいっていないというような状況でありますので、町民にとって、これは大変不幸なことだなと思っています。 先日、町長の後援会の会報、討議資料がありまして、3つの要望ということで後援会は挙げておりますが、その1つ目に、団塊の世代が後期高齢者に達する2025年度までに
地域包括ケアシステムを確立すること、病院が高齢者の入院患者でいっぱいになりあふれ出てくることから、住み慣れた地域で家族などに見守られながら最期まで光り輝いて安らかに過ごせる医療、介護、福祉の連携体制を築くことが迫られていますということで書かれておりますが、これ一番大切、町民の命と健康のことですので、これ町民に対して保証できないんじゃないかなというような思いと不安でいっぱいなんですけれども、もう一度町長のお考えをお聞きしたいと思います。
○議長(山川英男) 入野町長。登壇。 (町長 入野正明 登壇)
◎町長(入野正明) ただいま小塙議員から、竣工式に町の長と議長が招待されなかったという点につきましては、民間病院ですから、民間病院のお考えがあるのかなと思っています。 また、町の医療政策に係る委員会の委員を委嘱してもそれをお断りになられたというのは、どこからその情報を入手されたのか私も分かりませんが、そのような事実については、私どもは承知しておりません。 それと、
地域包括ケアシステムにおける総合病院、特に二次救急と
地域包括ケア病棟を持つということでございまして、こちらについては、町としては地域と病院を行ったり来たりしながら支える病棟、そして退院のための待機場所として、病院のスタッフと地域の医療関係者、かかりつけ医や町の専門職が有機的に関係することは、地域の医療資源としては非常に大事な資源でございますので、これからそういう民間病院ですからね、そこについて私どものほうから町のいろいろな政策についてアドバイスを賜りたいというふうに思ってございます。 今後、コロナ禍の現在でございますから、その後につきまして鋭意構築についてお互いの考え方を合わせながらしっかりと構築してまいりたいと思っています。 以上です。
○議長(山川英男) 小塙議員。
◆8番(小塙斉) 町長、何回もすみませんでした。 ここまでこじれると、非常に難しいなと私は思っています。 次の質問に移りたいと思いますが、日本一サシバが子育てする里山の農業大使事業についての費用対効果なんですが、これは実際どのぐらい使われて、費用対効果の検証がどのようにされたのか、その辺についてお聞きをしたいと思います。
○議長(山川英男) 川上農林課長。
◎農林課長(川上和幸) では、ただいまのご質問に対してお答えさせていただきたいと思います。 この農業大使事業につきましては、先程、町長の答弁にありましたように、今29年から実施しているものでありまして、農業大使が活動したものは宮古島市で行われました産業まつりに3回で延べ5名の方が行っております。それと、令和元年5月に行われました
国際サシバサミットの交流会において2名が参加しております。 費用につきましては、基本的に年報酬等々はございませんので、参加した際の謝礼を1人当たり5,000円程度支払っているものであります。宮古島で行われます産業まつりについては、当然、そこへ行くまでの旅費等がかかっておりますので、旅費については1人当たり6万から7万程度かかっている現状がございます。 そのほか農業大使に係るものとしまして、PRするための名刺であったり、農業大使として分かるためのエプロンを作ってございます。そういった費用で当初に2万弱程度がかかっているところであります。 そういった2つの活動なんですけれども、特に宮古島での産業まつりにおいては、当然、農業大使のほうで市貝町のPR、また当然、農業大使ではなく、その産業まつりに一緒に行った方々のおかげもあって、市貝町の農産物のPRができたのかなと思っている部分もあります。特に、2年目、3年目については、市貝の野菜やお米を求めて宮古島の市民が購入しに来てくれたということも聞いておりますので、そういった面もありますので、PRができたかと思っております。 それと、サシバサミットについては、海外、フィリピンや台湾からも来ております。そういった方が市貝の野菜を使った料理を食べてくれたということで、それを継続的に市貝の野菜を購入してくれるかということまではいかないと思うんですけれども、多少なり市貝のPRができたかなと思っております。 また、ここ数年というか去年からは、コロナの影響でいろいろなイベントができないものですから、農業大使の活動が思うようにできておりませんが、今後については、費用のかからない部分ですね、特に県内でも行われております県庁前でのイベントやマロニエプラザでの産業祭的なものもありますので、まずは地元から市貝の野菜、特に道の駅とかに購入に来てくれるような方々に、まずは市貝の野菜を発信していければなと思っておりますので、今後は、そういった県内でのイベント活動にも実施いければなとは思っております。 以上です。
○議長(山川英男) 小塙議員。
◆8番(小塙斉) 宮古島市での産業祭が3回行われて、当町の野菜、お米を持って行くわけなんですが、その輸送代は幾らぐらいあって、誰が負担しているのか、その辺について教えていただけますか。
○議長(山川英男) 川上農林課長。
◎農林課長(川上和幸) それでは、ただいまの質問にお答えさせていただきます。 当然、宮古島までの輸送については、かなりの輸送代がかかるということで、その費用については、町のほうでの負担はございません。あと、少しのものになるとは思うんですけれども、行く方が運べるものについては自分たちで持って行ったりとか、そういうのもありますし、ただお米とかそういった重いものについては、当然飛行機へ持ち込むことがなかなか難しいと思いますので、そういったものは輸送ということで、その負担については、その農産物を出店する方に負担していただいているところであります。 ですので、ある程度そういった輸送費等を含んだ中で逆算して販売価格を決めているんだと思われます。 以上です。
○議長(山川英男) 小塙議員。
◆8番(小塙斉) そうしますと、大変な出店者の費用負担になって、丸々赤字じゃないかなと思っているんですが、それでよく3回もできたなと思っているんですが、町の費用は全然なしで出店者負担ということなんでしょうか。その販売単価もちょっと分かりませんし、どう自分として判断していいのか分からないので、教えていただければと思います。
○議長(山川英男) 金田企画振興課長。
◎企画振興課長(金田道宙) すみません、ただいまの質問に対してお答え申し上げます。 こちらの宮古島産業祭への商品の発送代につきましては、企画振興課のほうで予算計上させてもらっております。予算上は8万円の輸送料ということで、大きな運べないものですね。手荷物で運べないものは梱包して発送しているところで、予算は8万円を計上しています。すみません、実績のほうは調べていませんけれども、計上しているというところでございます。 以上です。
○議長(山川英男) 小塙議員。
◆8番(小塙斉) なかなか沖縄に行く機会がないので、私、沖縄に親せきもありませんので、うまい具合に安い輸送料で本町の農畜産物がPRできて、それがまた本町の農畜産物を購入していただけるように、うまい経済効果ができればと考えてはおりますが、うまく友好都市付き合ったほうがいいのではないかなと私は個人的に思います。 それでは、最後の質問なんですが、小・中学校のバリアフリーについてということで、毎年のように災害が起きていまして、体育館の避難所が毎年のように使われています。 そこで、女性も高齢者も使うというような状況なわけで、体育館のトイレについては、多目的トイレが早急に必要だと思うんですね。その辺の施設整備、体育館については、近々ではどのような計画、整備の予定なのかお聞きをしたいと思います。
○議長(山川英男) 滝田こども未来課長。
◎こども未来課長(滝田弘行) それでは、ただいまの小塙議員からのご質問についてお答えいたします。 ご指摘のとおり、小・中学校の体育館等は災害時の避難所ということでなっております。避難所とした場合は、そういった女性、高齢者また障害をお持ちの方などの利用も当然想定されるわけなんですが、市貝町としましては、今年の夏休みを利用しまして、市貝中学校の体育館に付随した外トイレ、これと赤羽小学校のこれは体育館の中にあるトイレなんですけれども、そちら。あと市貝小学校もこれ中にあるトイレ、こちらがこれまで和式のトイレだったところを洋式化したということを行っております。そのため、これまでに比べますと、洋式にしたということでいろいろ利便的なものは向上したかなと思うところなんですが、今回、質問にありますとおり、バリアフリー法の改正に伴った義務的なもの、あるいは誘導的な整備ということは、今回の対応についてはちょっとできていない状況でございます。 今後、また学校施設いろいろ手直し、修繕、今回の議会でもほかの議員の先生からのご質問などもいただいておりますが、教育委員会で長寿命化などと併せてこういった部分の整備というのも進めてはまいりたいと思います。 当面としましては、和式便座の洋式化というのをまず図ったところでございます。 以上です。
○議長(山川英男) 小塙議員。
◆8番(小塙斉) 早くですね、災害時に高齢者の方も女性も障害のある子供たちもそういう多目的、洋式化できれば多目的トイレというものが欲しいんですが、そういったものを造っていただいて、普通どおりに使っていただけるような環境にしていただければと思います。 また、校舎についても、町内の児童また生徒が障害を持つ子供さんも小学校、中学校にそういうトイレ、スロープができて、元気な笑顔が見られて、ともに学び過ごせる環境を作っていただけることを強く望みます。 以上で私の一般質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(山川英男) 小塙斉議員の質問をもって、通告者全員の一般質問が終了いたしました。 ここで暫時休憩といたします。 再開は11時5分とします。 (午前10時53分)
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○議長(山川英男) それでは再開いたします。 (午前11時05分)
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△認定第1号~認定第7号の一括上程、説明
○議長(山川英男) 日程第2、認定第1号「令和2年度市貝町
一般会計歳入歳出決算認定について」、日程第3、認定第2号「令和2年度市貝町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について」、日程第4、認定第3号「令和2年度市貝町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について」、日程第5、認定第4号「令和2年度市貝町
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、日程第6、認定第5号「令和2年度市貝町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について」、日程第7、認定第6号「令和2年度市貝町
公共下水道事業特別会計
歳入歳出決算認定について」、日程第8、認定第7号「令和2年度市貝町
奨学金貸与費特別会計歳入歳出決算認定について」の以上認定7件を一括議題といたします。 直ちに町長の説明を求めます。 入野町長。登壇。 (町長 入野正明 登壇)
◎町長(入野正明) ただいま一括上程されました認定第1号「令和2年度市貝町
一般会計歳入歳出決算認定について」、認定第2号「令和2年度市貝町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について」、認定第3号「令和2年度市貝町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について」、認定第4号「令和2年度市貝町
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、認定第5号「令和2年度市貝町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について」、認定第6号、「令和2年度市貝町
公共下水道事業特別会計
歳入歳出決算認定について」、認定第7号「令和2年度市貝町
奨学金貸与費特別会計歳入歳出決算認定について」、順を追って説明いたします。 令和2年度の決算につきましては、新型
コロナウイルス感染症の拡大の下で、蔓延防止対策や緊急経済対策を最優先しながら、計画期間の最終年度を迎えた第6次市貝町振興計画前期計画に掲げた各事業を執行してまいりました。議員の皆様のご協力に深く感謝申し上げる次第でございます。 認定第1号「令和2年度
一般会計歳入歳出決算認定について」ご説明申し上げます。 令和2年度の一般会計歳入決算額は、前年度と比較いたしまして28.9%増の71億1,657万6,543円、歳出決算額は34%増の65億2,566万2,847円でありました。 歳入歳出の大幅な増額の要因は、新型
コロナウイルス感染症に対する国の家計支援対策として、1人10万円を給付した特別定額給付金事業が約11億7,500万円に上ったことによるものでございます。 また、歳入歳出差引残額5億9,091万4,000円から令和3年度へ繰り越すべき財源9,208万円を控除した実質収支額は4億9,883万4,000円となっております。 それでは、歳入歳出について、款別に概要を申し上げます。 まず、歳入の主なものを順を追ってご説明いたします。 1款町税では、新型
コロナウイルス感染症による企業収益の落ち込みに加え、法人税割の税率引下げが大きく影響し、前年度と比較し9.2%、約2億3,000万円の減収となりました。なお、徴収率は前年度同率の96.4%でありました。 2款は、令和元年度に創設された森林環境譲与税などであります。 3款、4款及び5款につきましては、各県税に係る交付金であります。 6款は、令和元年10月の消費税率引上げに伴い4,700万円余り増収し、7款はゴルフ場利用者の減により減収となっております。 8款自動車取得税交付金につきましては、消費税率引上げと同時に当該税が廃止され、代わって9款環境性能割交付金が創設されております。 10款は、住宅借入金等特別控除等による町税減収分を国が補填するものです。 11款地方交付税は、普通交付税として6億5,771万8,000円、特別交付税は1億1,311万8,000円、震災復興特別交付税が296万5,000円となり、このうち普通交付税につきましては、法人税割の税率引下げに伴う減収等により、約5,000万円の増額となっております。 12款は、交通安全施設整備の財源として交付されるものでございます。 13款は、令和元年10月からの教育・保育料無償化及び本年度より町単独で実施したゼロ歳児から2歳児の第2子無償化に伴い、大幅に減少しております。 14款は、市貝温泉健康保養センターについて、
新型コロナウイルス感染症拡大の影響による臨時休館や利用制限等により約1,200万円の減となっております。 15款につきましては、新型
コロナウイルス感染症対策である特別定額給付金事業費補助金及び地方創生臨時交付金等の交付により、前年度の4倍以上の決算額となりました。 16款は、障害者や児童等に対する社会保障費負担金及び多面的機能支払交付金等の農業費補助金が主なものです。 17款は、各基金の利子及び土地の売払い収入等で、18款につきましては、コロナ対策に対する寄附金やふるさと応援寄附金等でございます。 19款は、基金からの取り崩しを抑制し、約9,000万円余りの対前年度比減額となっております。 20款は、令和元年度の決算剰余金であり、21款の主なものは、中小企業融資資金預託金償還金や消防コミュニティセンター移転補償費等でございます。 22款につきましては、辺地地区の道路改良事業及び芝桜公園整備事業等に充当した辺地対策事業債並びに町民ホール及び農業者トレーニングセンターの耐震改修事業に充当した緊急防災・減災事業債等の5件でございます。 23款は、法人税割の税率引下げに伴う減収補填措置として、県税である法人事業税の一部が市町村に交付されたものです。 次に、歳出の概要について款別にご説明いたします。 1款議会費、2款総務費は、特別定額給付金事業により、前年度比176.8%の大幅な増額となっております。 3款民生費では、特に新型
コロナウイルス感染症の影響を大きく受けている子育て世代や高齢者への経済的支援を緊急に実施いたしました。 次に、4款衛生費では、新型
コロナウイルス感染症対策として実施したマスク配布、ワクチン接種準備等に係る経費が増加しております。 5款労働費は、共同高等産業技術学校の分担金で、6款農林水産業費では、農道整備事業や椎谷地区土地改良事業などの農業基盤整備に係る経費などを支出したものであります。 7款商工費につきましては、各種観光イベント等を縮小または中止したところですが、事業継続応援金や感染症拡大防止対策補助金を創設したほか、プレミアム商品券事業を拡充するなどの対策を講じてまいりました。 続いて、8款土木費は、町道谷中東線や塩田続谷線などの改良事業等を実施いたしました。 9款消防費では、県道改良事業に伴う消防コミュニティセンター移転事業などを実施しております。 10款教育費につきましては、GIGAスクール構想の早期実現を図り、児童・生徒1人1台の学習用端末、電子黒板、無線LAN等の整備事業を前倒しして推進してまいりました。また、耐震不足が判明した町民ホール及び農業者トレーニングセンターの耐震改修事業についても、起債を活用して実施し、いずれも昨年のうちに利用を再開したところです。教育費は、これらの事業により、前年度比37.4%の増額となっております。 次に、11款災害復旧費につきましては、令和元年東日本台風により被災した農業用施設に係る災害復旧事業を前年度から繰り越しして実施したものです。 12款公債費は、元金58件、利子63件を償還したものであり、本年度末の元金残高は約34億4,250万円となっております。 最後に、13款予備費につきましては、新型
コロナウイルス感染症対策として実施した成人式参加者PCR検査費用及び在宅勤務用端末購入費等計8件に充用いたしました。 以上が令和2年度市貝町一般会計歳入歳出決算の概要でございます。 次に、認定第2号「令和2年度市貝町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について」ご説明いたします。 令和2年度の収入済額は12億1,565万6,327円、支出済額は11億2,911万1,195円であり、執行率は97.77%となっております。 それでは、歳入の主なものを順を追って説明いたします。 1款は、世帯主から納めていただいた保険税で、収納率は74.55%となっております。 4款は、新型
コロナウイルス感染症による国保税減免分の補助金の収入等でございます。 5款は、療養給付費などの保険給付費に対する交付金などでございます。 6款は各基金の利子であり、7款は国及び県の保険基盤安定負担金を含めた一般会計からの繰入金でございます。 9款は、延滞金や第三者納付金等の返納金でございます。 次に、歳出の概要について款別にご説明いたします。 1款は、事務費などの支出でございます。 2款は、被保険者の療養給付費などの支出でございます。 3款は、財政運営主体である県への納付金でございます。 6款は、特定健診事業などに要する経費であり、7款は基金の利子等でございます。 9款は、被保険者への国民健康保険税還付などの支出でございます。 10款予備費は、新型
コロナウイルス感染症に伴う傷病手当金、過年度分の国保税還付金、計2件の充用でございます。 以上が令和2年度市貝町国民健康保険特別会計の歳入歳出決算の概要でございます。 続きまして、認定第3号「令和2年度市貝町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について」ご説明申し上げます。 令和2年度の収入済額は1億1,326万1,608円、支出済額は1億1,128万3,288円であり、執行率は99.32%となってございます。 それでは、歳入の主なものを順を追って説明いたします。 1款は保険料で、収納率は98.53%となっております。 3款は、後期高齢者医療システム改修に伴う補助金の収入でございます。 4款は、保険料の軽減に伴い、一般会計からの繰入金でございます。 6款は、過年度分の保険料精算金などの収入でございます。 次に、歳出の概要について、款別にご説明いたします。 1款は事務経費であり、2款は納付保険料及び保険基盤安定繰入金分を後期高齢者医療広域連合へ納付したものでございます。 3款は、過年度分の保険料還付金の支出でございます。 4款予備費は、後期高齢者医療システム改修費用に充用いたしました。 以上が令和2年度市貝町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の概要でございます。 次に、認定第4号「令和2年度市貝町
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について」ご説明申し上げます。 保険事業勘定の決算からご説明申し上げます。 令和2年度は、第7期計画の最終年であり、適切な運営を行ってまいりましたが、歳入は対前年度比で2.8%の増、歳出においても4.1%、約3,796万円の増額となりました。増額の要因といたしましては、介護サービスの利用者増に伴い、保険給付費が約4,950万円増加したことが主な理由でございます。 それでは、歳入から順を追ってご説明申し上げます。 令和3年3月末の第1号被保険者数は3,455名となっており、前年度より82名増、要介護・要支援認定者数は549名で、26名の増となっております。 1款保険料は、65歳以上の第1号被保険者からの介護保険料で、調定額に対する収納率は98.4%でございます。 2款は、督促手数料であります。 3款から5款までは、保険給付費に要する経費に対する国や県の定率負担分や社会保障診療報酬支払基金が徴収した第2号被保険者からの介護保険料が町に交付されるものです。 6款は、基金の預金利子でございます。 7款は、法定繰入のほか介護給付費の不足対応のため、介護給付費準備基金から繰入れを行いました。 続いて、8款は前年度からの繰越金で、9款につきましては介護保険料の延滞金収入です。 次に、歳出について申し上げます。 1款総務費は、事務に要する経費、保険料の賦課徴収などに要する経費であります。 2款保険給付費は、歳出総額の93%を占めております。高齢者の増加に伴い、全体的に費用が増加しておりますが、特に居宅介護サービス費が大きく伸びております。 3款は、基金へ利子分を支出いたしました。 4款は、介護予防の事業や地域包括支援センターの運営費でございます。 5款は、令和元年度の精算確定により、支払基金及び国、県、町一般会計への返還金でございます。 6款予備費は、弁護士等への委託料等に充用いたしました。 次に、介護サービス事業勘定についてご説明いたします。 前年度の決算と比較いたしますと、歳入では19.8%の増、歳出においても3.6%の増額となっております。 それでは、まず歳入から申し上げます。 1款サービス収入は、要支援の認定を受けた方に対するケアプラン作成料の収入となっております。 2款は、前年度からの繰越金です。 次に、歳出についてご説明申し上げます。 1款総務費は、地域包括支援センターの活動事務経費であり、2款は、介護予防サービス計画を作成する事業者への委託料を支出いたしました。 以上が令和2年度市貝町介護保険特別会計歳入歳出決算の概要でございます。 続きまして、認定第5号「令和2年度市貝町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について」ご説明申し上げます。 令和2年度における農業集落排水処理施設の利用戸数は、鴻之宿地区で118戸、処理人口は331人、また赤羽西南地区では373戸、1,152人でございます。 本会計の歳入合計は9,694万5,397円、歳出合計は9,023万606円、予算に対する執行率は94.7%であります。 それでは、歳入についてご説明申し上げます。 1款は、処理施設の使用料として、それぞれ520万1,515円、1,706万4,293円の収入がございました。 2款は、両地区の機能診断調査及び最適整備構想策定に対する国庫補助金で、3款は基金の利子でございます。 4款は、町債の返還金や維持管理に充当するため、一般会計及び基金からの繰入れでございます。 7款は、公営企業会計移行業務に対して借入れしたものでございます。 次に、歳出についてご説明申し上げます。 1款は、使用料賦課徴収業務委託料、施設の機能診断調査及び最適整備構想策定業務委託料、並びに施設の維持管理費用が主な支出でございます。 2款は、平成元年度から平成14年度までに借入れした起債11件の元利償還金でございます。 以上が令和2年度市貝町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の概要でございます。 続きまして、認定第6号「令和2年度市貝町
公共下水道事業特別会計
歳入歳出決算認定について」ご説明申し上げます。 平成17年より供用開始した公共下水道事業は、多田羅及び
赤羽地区まで延伸し、現在105.3ヘクタールで処理を行っているところでございます。 本会計の歳入合計は、2億6,871万7,064円、歳出合計は2億2,393万5,613円で、予算に対する執行率は95.2%であります。 それでは、歳入についてご説明申し上げます。 1款は、受益者負担金59世帯分でございます。 2款は、下水道使用料が主なものでございます。 3款は、赤羽地内の管渠築造工事費及び積算・現場技術業務等に対する国庫補助金でございます。 4款は、町債の償還金に充当するため、一般会計より繰入れしたものでございます。 6款は、消費税の還付金、東京電力からの賠償金等でございます。 7款は、令和2年度に行った工事費及び公営企業会計移行業務に対して借り入れたものでございます。 次に、歳出についてご説明申し上げます。 1款は、使用料賦課徴収業務委託料、施設の維持管理業務委託料並びに赤羽地内の管渠築造工事請負費などが主な支出でございます。 2款は、平成10年度から令和元年度までに借入れした起債29件の元金と31件の利子の償還金でございます。 以上が令和2年度市貝町
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の概要でございます。 次に、認定第7号「令和2年度市貝町
奨学金貸与費特別会計歳入歳出決算認定について」ご説明いたします。 まず、歳入総額は754万5,144円に対し、支出総額は329万4,917円で、執行率は64.3%でございます。 それでは、主な歳入についてご説明申し上げます。 1款償還金収入は、現年度分が29名、過年度分が4名からの償還金でございます。 2款以降は、奨学基金の利子や一般会計からの繰入金、令和元年度からの繰越金でございます。 次に、歳出についてご説明申し上げます。 1款総務費は、奨学金貸与に係る事務的経費並びに基金への積立金でございます。 2款は、大学生3名及び高校生1名に貸与した奨学金でございます。 以上が令和2年度市貝町奨学金貸与費特別会計歳入歳出決算の概要でございます。 以上、各会計ごとにご説明申し上げましたが、詳細につきましては、予算執行状況報告書を御覧ください。 なお、決算に当たりまして、過日、監査委員の審査をいただいております。審査結果につきましては、決算審査意見書のとおりでありますが、ご指摘いただきました点は、今後の財政運営に十分反映させてまいりたいと存じます。 よろしくご審議をいただき、本決算が認定されますようお願い申し上げます。 以上です。
○議長(山川英男) 町長の説明が終わりましたので、これから水沼代表監査委員より決算審査について意見を求めます。 水沼誠代表監査委員、登壇願います。 (代表監査委員 水沼 誠 登壇)
◎代表監査委員(水沼誠) 決算審査結果報告を申し上げます。 去る7月27、28、30日、8月2日及び3日の5日間にわたり決算審査を行いましたので、その結果について申し上げます。 令和2年度一般会計、特別会計の歳入歳出決算について、関係諸帳簿、証拠書類を慎重に審査し、併せて関係課局長及び課長補佐、係長から説明を求め審査を行いました。 その結果、令和2年度の一般会計及び特別会計の総計決算額は、歳入98億1,418万1,000円、歳出は90億4,023万円であり、形式収支額は7億7,395万1,000円、実質収支額は6億8,187万1,000円となりました。 各会計とも、出納閉鎖の時期は適正であり、決算書を調製して法定期日までに提出されました。係数等に誤りはなく、各会計とも黒字決算でありました。予算執行状況についてもおおむね適正であると認められ、全般的に健全な行財政運営がなされていたものと判断いたしました。 予算の執行に当たり、収支の均衡を維持しながら財政を運営すべく努力された結果であると考えられます。 まず、一般会計から申し上げます。 審査意見書3ページを御覧ください。 令和2年度の一般会計は、歳入71億1,657万7,000円、歳出は65億2,556万3,000円であり、形式収支額は5億9,091万4,000円、繰越明許費を控除した実質収支額は4億9,883万4,000円となりました。 歳入は、前年度と比較して28.9%に当たる15億9,453万4,000円の増となりました。また、自主財源比率は、5ページに記述しておりますが、前年度より14.3ポイント減少し45.4%となり、依存財源比率が54.6%となりました。 次に、6ページ、財政分析指標を見ますと、財政力指数は前年度から0.01ポイント下がり、0.81となっております。平成28年度以前からほぼ横ばいの状態の0.7台で推移していましたが、令和元年度から0.8台へと向上しており、おおむね良好であると判断いたします。 経常収支比率については、財政構造の弾力性を図る指標として用いられているもので、88.1%となっています。比率が低いほど、普通建設事業費等の臨時的経費に充当できる一般財源に余裕があることを示しています。今後も引き続き経費の節減に努められるようお願いするところです。 また、実質公債費比率は5.6%となり、前年度から1.0ポイント減少しております。平成28年度からの推移を総合的に見ますと、公債費率に対する努力と配慮がうかがえ、今後も継続した努力を望むものです。 将来負担比率は、前年度比5.1ポイント減少して11.1%となっています。将来の負担に備えて基金残高を確保するとともに、事業全体の見直しなどを行い、無理な負担を将来に残さないよう計画的な起債発行に努めていただきたいと思います。 次に、7ページになりますが、歳入のうち町税の収納状況は、下段の表のとおり、収納率は前年度と同率の96.4%となっており、督促などの徴収対策、栃木県真岡県税事務所との連携の成果が表れているものと判断します。 未収入額は約7,935万円であり、税負担の構成かつ公平性の確保と行政に対する信頼性の観点からも、継続した滞納対策を望むものです。 8ページの歳出においては、③のイで記述してあります。予算流用は32件、537万8,000円となり、前年度と比較した流用件数は1件の減でありました。 また、予備費の充用は10件、629万1,000円支出されております。予算の変更については議会の承認が基本であり、特例的な措置であるため、充用に当たってはより慎重に行ってください。 次に、ロの資金前渡については114件であり、前年度と比較して47件の減となっています。精算までに2か月以上の期間を要したものが4件ありましたので、支払い完了後、速やかに精算されますよう心がけてください。なお、正当債権者への支払い及び精算は適正に行われていました。 続くハの不用額については5億4,672万8,000円で、繰越額を差し引くと2億9,306万3,000円余りとなりました。予算の承認を認めた議会に対する審議と相互牽制を働かせるためにも、決算見込みが確定した後、執行の残大きなものについては減額補正すべきと考えます。 次に、特別会計について申し上げます。 特別会計は、審査意見書の9ページから11ページにかけて述べておりますが、おおむね適正であったと認めます。国民健康保険特別会計の保険税の収入率は対前年度比2.8ポイント増え、現年度未納者も減少し、徴収努力がうかがえます。 また、農業集落排水事業特別会計、
公共下水道事業特別会計においても、管理運営の基本となる使用料の滞納が見られます。負担の公平性の確保と受益者負担の原則の観点から、引き続き、積極的な未納者対策を望むものであります。 次に、11ページ下段にあります公有財産について申し上げます。 土地・建物、有価証券、出資による権利及び物品等について、いずれも関係書類と符合しており、正確でありました。 なお、普通財産は、町民から負託された貴重な財産であり、町民のための財産であることを念頭に、適切な維持管理に努めていただきたいと思います。また、充実した維持管理には多大な負担が生じることから、未利用財産等全ての財産について、長期的な視野の下、統廃合や新設、廃止、長寿命化を含め、計画的な遂行を望むものです。 続いて、12ページの基金について申し上げます。 特定目的のために財産を維持し基金を積み立てる基金15件は、審査意見書の12ページにおいて述べましたが、目的に沿った確実な運用がなされているものと認めます。 最後に、当町では、令和3年度を第6次市貝町
振興計画後期基本計画の初年度として、前期基本計画からのバトンを引継ぎ、サシバと共生する町を目指しスタートを切ったところと思われます。前期基本計画における事業の進捗管理や事業効果の検証を的確に思うことにより、後期基本計画の推進に資すると同時に、新年度予算の適正な編成につながることを期待するものです。 今後とも、町民に対する情報提供と説明責任を果たし、町民満足度の高い行政サービスを的確に提供し、町民福祉のさらなる向上を図られますようご期待申し上げ、決算審査の意見といたします。 令和3年9月3日、市貝町代表監査委員、水沼誠。
○議長(山川英男) 監査委員には、猛暑の中、長期にわたり決算審査に当たられ、大変ご苦労さまでした。 水沼代表監査委員、自席へお戻りください。 ここでお諮りいたします。ただいま議題となっております認定第1号から認定第7号までの令和2年度市貝町一般会計及び各特別会計
歳入歳出決算認定については、議員全員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託したいと思いますが、ご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山川英男) 異議なしと認めます。 したがって、認定第1号から認定第7号までの令和2年度市貝町一般会計及び各特別会計
歳入歳出決算認定については、議員全員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。 ただいま議員全員で構成する決算審査特別委員会が設置されましたが、正副委員長が共に決定しておりませんので、委員会条例第8条第1項の規定により、議長名をもって、本日、本会議終了後に決算審査特別委員会を全員協議会室において招集いたします。
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△報告第4号の上程、報告
○議長(山川英男) 日程第9、報告第4号「令和2年度健全化判断比率及び資金不足比率について」を議題といたします。 報告書の朗読を省略し、町長から報告を求めます。 入野町長。登壇。 (町長 入野正明 登壇)
◎町長(入野正明) 報告第4号「令和2年度健全化判断比率及び資金不足比率について」ご説明申し上げます。 地方公共団体は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、健全化を判断する比率として実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率並びに資金不足比率を議会に報告するとともに、住民に公表することが義務づけられております。 この健全化判断比率により、地方公共団体の財政は、健全段階、早期健全化段階及び財政再生段階の3つの段階に区分され、早期健全化段階、さらには財政再生段階に該当した場合には、財政健全化計画等を策定し、一定の制限を受けながら財政健全化を図ることとされております。 報告書のとおり、令和2年度の決算に基づき本町の健全化判断比率を算定したところ、実質公債費比率につきましては、国営芳賀台地土地改良事業の償還金の町負担が年数の経過により算定対象から除外されたことが影響し、前年度から1ポイント改善し、5.6%となりました。また、将来負担比率は、財政調整基金の残高が増加したこと等により、前年度から5.1ポイント改善し、11.1%となりました。これらの比率は、早期健全化基準を下回っております。 なお、実質赤字比率及び連結実質赤字比率は、一般会計及び各特別会計において赤字を生じていないため、該当はございません。同様に、資金不足比率につきましても、公営企業会計である公共下水道事業及び農業集落排水事業の特別会計において、資金不足を生じていないため、該当はございませんでした。 以上の各比率から、本町の財政状況は健全段階にあると判断できますが、今後とも堅実な行財政運営と財政の健全化に努めてまいります。 なお、本件につきましては、過日、監査委員の審査に付し、別紙のとおり意見書が提出されておりますことを申し添え、ご報告とさせていただきます。 以上です。
○議長(山川英男) ただいま町長より説明のありました報告第4号「令和2年度健全化判断比率及び資金不足比率について」は、報告でありますので、質疑及び採決は行いません。
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△議案第37号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(山川英男) 日程第10、議案第37号「専決した事件の承認について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。 (町長 入野正明 登壇)
◎町長(入野正明) 議案第37号「専決処分した事件の承認について」ご説明申し上げます。 今回の市貝町手数料条例の一部改正につきましては、条例第2条に規定されております別表の改正でございます。 それでは、改正の内容につきまして、新旧対照表により概要を説明いたします。 1ページを御覧ください。 今回の改正は、役場庁舎内に設置されていた自動交付機を本年8月31日に撤去したため、第11号及び次ページ第12号の金額の欄に記載されている「庁舎内設置、自動交付機発行証明書手数料も同額とする。」を削除するものです。 また、第15号の削除につきましては、個人番号カードの再交付手数料は800円と変更はございませんが、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律が一部改正され、再交付手数料は町でなく地方公共団体情報システム機構が受領することと改正されたため、これまで町が徴収すると規定していた条文を削除するものでございます。 しかしながら、徴収事務は、住所地市町村長に委託されるため、引き続き町が代理徴収し、同機構へ納入するものです。 以上が専決処分いたしました市貝町手数料条例の一部改正の概要でございます。 よろしくご審議の上、原案どおり承認いただけますようお願い申し上げます。
○議長(山川英男) 町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 質疑ございませんか。 (発言する者なし)
○議長(山川英男) 発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。 (発言する者なし)
○議長(山川英男) 次に、賛成者の発言を許します。 (発言する者なし)
○議長(山川英男) 発言がありませんので、以上で討論を終結します。 これから議案第37号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 (挙手全員)
○議長(山川英男) 挙手全員であります。 したがって、議案第37号「専決処分した事件の承認について」は原案のとおり承認されました。 ここで暫時休憩といたします。 再開は午後1時とします。 (午前11時53分)
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○議長(山川英男) 全員おそろいでございますので、再開いたします。 (午後零時59分)
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△議案第38号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(山川英男) 日程第11、議案第38号「専決処分した事件の承認について」を議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。 (町長 入野正明 登壇)
◎町長(入野正明) 議案第38号「専決処分した事件の承認について」ご説明申し上げます。 今回の専決処分は、令和3年度市貝町一般会計において、歳入歳出それぞれに1,229万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を49億7,038万3,000円としたものでございます。 今回の補正予算につきましては、新型
コロナウイルス感染症新規感染者数が急増し、本県が「まん延防止等重点措置」の対象地域に追加されたことに伴い、感染拡大防止対策及びその影響を受ける町民への経済支援を緊急に実施する必要があり、議会を招集する時間的余裕がございませんでしたので、令和3年8月5日付で、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分を行ったものであります。 まず、歳出についてご説明申し上げます。 4ページをお開きください。 2段目の、3款1項3目老人福祉費につきましては、外出自粛により在宅時間が増えることに伴い、エアコンの電気代等を支援するため、75歳以上の高齢者が在宅する低所得世帯に対し、2万円の支援金を交付するものであります。 4款1項2目予防費につきましては、感染症の早期発見による感染拡大防止を強化するため、町民のPCR検査費用について、1回当たり1万6,500円を最大4回まで助成するものです。 7款1項2目商工振興費につきましては、事業者が実施する換気機能付きエアコンや飛沫防止パネル等の備品購入費に対し、10万円を限度に補助するものです。 10款1項2目事務局費につきましては、準要保護世帯の児童・生徒に対し、道の駅の商品券1万円分を給付し、夏季休業中にあっても、栄養バランスの取れた食事ができるよう支援したものです。 次に、これらの財源となります歳入についてご説明申し上げます。 同ページの上段をご覧ください。 今回の補正に係る財源につきましては、全額を20款繰越金により計上しております。 以上が、令和3年度市貝町
一般会計補正予算(第2号)の概要でございます。 よろしくご審議の上、原案のとおりご承認くださるようお願い申し上げます。
○議長(山川英男) 町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 質疑ございませんか。 荒井議員。
◆1番(荒井和一) 1番、荒井和一です。 先程町長からもご説明ありましたように、経済的支援ということで、4ページをちょっとご覧ください。 3款1項3目19節高齢者臨時支援金並びに一番下段の10款1項2目19節準要保護世帯の特別支援金、これ、昨年の暮れにも同じようなことをやっていらっしゃるということなので、お話は聞いておりますのですが、再度、この老人福祉費の支援金に対しまして、低所得者の基準と人数的なものをお聞かせください。 2つ目の準要保護世帯の特別支援金に対しましては、これも人数的なものもありますが、同じような、昨年と同じような人数だと思っておりますが、この道の駅に対しての商品券にしたという、こういう理由もお聞かせ願いたいと思います。 その2つ、よろしくお願いいたします。
○議長(山川英男)
國井健康福祉課長。
◎健康福祉課長(國井美由紀) ただいまのご質問に対しましてお答えを申し上げます。 3款1項3目19節の高齢者生活臨時支援金につきましては、昨年の夏も同じような支援を行わせていただきました。 「まん延防止等重点措置」が開始されまして、高齢者の方、多くの方が外出を控えて、在宅生活が長くなることで、家で暑い中過ごしていただく時間が増えるということで、熱中症などにならないように、その電気代を支援するというものでございます。 基準につきましては、介護保険料の段階が1・2段階の低所得の方とさせていただきました。人数は287世帯となります。 以上です。
○議長(山川英男) 滝田こども未来課長。
◎こども未来課長(滝田弘行) それでは、荒井議員様からの2つ目のご質問についてお答えいたします。 今回、準要保護の児童・生徒の支援ということで、今年8月というか、夏休みは例年と同じような形で夏休みを取ったわけなんですが、今回、夏休み期間中というのは、どうしても給食が出ないということで、食事の関係で、準要保護世帯のお子さんについては、学校等の給食がない分、なかなかこう、栄養バランスの取れた食事を取ることについて、何か支援が町でできないかということで、今回については、準要保護の児童・生徒、予算上は29世帯42人の方ということの予算計上させていただきました1人1万円ということで、こちらについて、道の駅の商品券ということで、今回は商品券のほうの給付を行っております。 こちらについて、道の駅の商品券を使ったことにつきましては、やはり夏場のバランスの取れた食事を取っていただきたい、おいしい食事を取っていただきたいというところがありまして、道の駅で販売している地場産の安心・安全な農産品などを買っていただいてなり、そちらでお食事をしていただいたりということで、この機会に、道の駅もうまく使っていただければということの思いもありまして、今回は道の駅で使える商品券、こちらのほうを児童・生徒に配布したということでございます。 以上です。
○議長(山川英男) ほかに質疑ございますか。 川堀議員。
◆7番(川堀哲男) 私からも1点質問させてもらいます……。
○議長(山川英男) マイクをもう少し使っていただいて。
◆7番(川堀哲男) 4ページの、4款1項2目の予防費で、先程ご説明の中で、新型
コロナウイルス感染症の助成ということで、PCR検査、1万6,500円の4回までということを、先程説明を受けました。 話によると、個人病院のところでは、保険対象者になっているというところを聞いております。 そういうところに対してはどうなっているのか、伺いたいと思います。
○議長(山川英男)
國井健康福祉課長。
◎健康福祉課長(國井美由紀) ただいまのご質問に対してお答えを申し上げます。 PCR検査でございますが、検査自体は公費負担となります。 医療機関などで、例えば症状があって、熱がある、扁桃腺が腫れているなどで、医療機関にかかった場合、検査自体は公費負担になりますが、そちらで初診料や再診料などの保険適用の支払いは生じることになります。 ですから、症状があって病院にかかった場合は、その初診料や再診料などは自己負担が発生してくると思われます。 そしてまた、医療機関に行って、医療機関から地域外来の検査センター、いわゆる真岡市が行っているPCR検査センターなどに紹介された場合、そちらでは強制検査となりますので、無料となる場合があります。 そういったことで自己負担が発生したり、発生しなかったりという場合もございます。 全く症状がない場合で、心配だからということで病院にかかったりという場合は、全額自己負担になりますので、そういった場合は、病院によってですが、幾らかお金がかかりますので、その部分を、今回のPCR検査の費用を助成するということになります。 以上です。
○議長(山川英男) よろしいでしょうか。 川堀議員。
◆7番(川堀哲男) 説明ありがとうございました。 それでは、それで、病院によってPCR検査というのを統一されていないという解釈でよろしいんですか。
○議長(山川英男)
國井健康福祉課長。
◎健康福祉課長(國井美由紀) お答え申し上げます。 そうですね、PCR検査の費用は病院によって異なることになります。 ただ、その検査の費用自体は異なりましても、自己負担、自費でかからなかった場合は公費負担となりますので、検査費は、多分、領収書などを見るとゼロ円となって、かかっていない場合が多いと思うんですけれども、検査費用自体は病院によって異なる場合がございます。 以上です。
○議長(山川英男) ほか、質疑ございますか。 豊田議員。
◆5番(豊田功) 5番、豊田功。 先程同僚議員が質問されておったわけでありますけれども、関連的で、4ページの10款1項2目の19節、準要保護の児童・生徒は、こうした恩恵を受けるんですが、生活保護を受けている家庭に対しては、どのような支援、子供たちにですよ、生活保護の家庭の子供たちの支援はどのようにされているのかということを、ちょっと疑問に思ったものですから、ご説明いただけますか。 以上です。
○議長(山川英男) 滝田こども未来課長。
◎こども未来課長(滝田弘行) ただいまの豊田議員からのご質問についてお答えさせていただきます。 先程、荒井議員さんにお答えしたところに、ちょっと補足するような説明になって大変申し訳ございません。 今回、準要保護児童・生徒の支援ということでの対応でございます。 今回、準要保護の世帯、児童・生徒ということに限定させていただきましたのは、今回の支援が、夏休みに伴う給食が出ない期間、夏場の限定した支援ということだったもんですから、準要保護のお子さんについては、町のほうの準要保護の制度の中で、給食費のほうを町で支援しているところがございます。 そういったことで、準要保護の方については、給食費というのは通常ご負担いただいていないところですが、今回、夏場、給食がない、給食費の徴収もないということで、夏場についてはどうしても学校で食べられる給食のような、何か支援というのができない時期になってしまったので、なるたけお家にいて、栄養バランスの取れた食事を取っていただきたいということから始まったもので、要保護の児童・生徒さんもおられますが、そちらについては、通常の要保護の部分で、食料費の手当というのはされているもんですから、今回、私どものほうは、準要保護の児童・生徒に限った支援ということにさせていただいた次第でございます。 以上です。
○議長(山川英男) 豊田議員。
◆5番(豊田功) 5番、豊田功。 こども未来課のほうの回答じゃなくて、生活関係のほうじゃないですかね。 生活保護を受けている家庭の子供たちだって、夏休みだったら給食ないんですよ。 ですから、現金で何かやっちゃうと、それは栄養的なものを購入して食べさせるんじゃなくて、何か生活費に変わっちゃうので、私は心配して、生活保護の家庭の子供たちにもですよ、道の駅の何か、そういうのをプラスして、道の駅で買って食べなさいと言ってくれんのかなと思ったんですが、生活保護の家庭には何もなかったですか。 以上です。
○議長(山川英男) 金田企画振興課長。
◎企画振興課長(金田道宙) ただいまのご質問にお答えいたします。 残念ながら、制度的に、生活保護の場合、今回こうしたものを、金品的なものを給付してしまうと、収入認定にされてしまうんです。 そうしますと、生活保護費が減額されて、結果的にイコールになってしまう。そこなものですから、生活保護の対象の方にはなかったというものです。 以上です。よろしいでしょうか。
○議長(山川英男) 豊田議員。
◆5番(豊田功) 5番、豊田功。 ということは、じゃ、生活保護の家庭の子供たちは、全くそういう恩恵はないと、食べさせてもらえないということで、結論は。 何か、何か不公平な感じするんですよ。 準要保護の子供たちは食べさせてもらったりして、もっと困っている生活保護の家庭の子供は食べさせてもらえない。 それは、保護法で、そういうことで出ないのは分かりますが、だったら同じように、特別、町の予算で、生活保護の子供たちにも道の駅で使えるものを何か渡してやるということはできなかったんですかということを言いたい。
○議長(山川英男) 滝田こども未来課長。
◎こども未来課長(滝田弘行) ただいまの豊田議員様からのご指摘というか、ご質問についてお答えさせていただきます。 やはり、同じ学校に通われているお子さんは、どういう方も皆同じような扱いをするというのが基本ではございます。 今回、夏場に対してのそういう食事支援というところで考えた際に、やはりその制度上の趣旨、制限などを踏まえて、今回は準要保護ということで限定させていただきました。 そのため、手法的には、例えば金品ですと、なかなかそういうところに引っかかってしまうということであれば、例えば現物というか、物とか、あるいは地域食堂、子供食堂みたいな形の、期間限定でありますが、そういったところで、例えば少量、食事を取らせる機会を設けるなどというようなことも考えてはみたんですが、コロナ禍ということで、なかなかその調理とか、人員の確保もできなかったということもありまして、夏場の緊急な対応ということで、このような対応に至ったということでございます。 以上です。
○議長(山川英男) 豊田議員、3回、1議案3回までということでございます。 ほかにございますか。 石井議員。
◆2番(石井豊) 2番、石井豊です。 4ページ、お願いします。 7款1項2目18節の感染防止対策事業費補助金についてお尋ねします。 この事業者への備品購入10万円の補助というのは、これ、第2弾ということになろうかと思うんですけれども、これ、事業者として、以前、感染防止対策に関わる備品を購入して、10万円受けている、給付を受けている、補助を受けている事業者が、今度また、その10万円という補助金を補助していただくための備品購入等々、感染防止対策等の対する取組について、どういった条件というんですかね、そういった部分が明確になっているのか、その辺の基準的なものをお伺いしたいと思います。
○議長(山川英男) 金田企画振興課長。
◎企画振興課長(金田道宙) それでは、ただいまのご質問に対し、お答えいたします。 条件といたしましては、昨年はコロナ対策が緊急だったということで、マスクとか手袋とか、消耗品的なものも、当時は高かったというのもありますから、そういったものも補助対象としました。 今回に限りましては、マスクも市場に出回っていまして、大丈夫だろうということで、今回は備品のみということで対応させてもらっています。 条件といたしましては、アクリルパネル、足踏み式消毒パネル、換気扇等々、全て備品なものは該当させようと思っています。 ただし、例えば、昨年購入した物で、もう1個同じ物を買おうとした場合は、説明書、理由書をつけてもらうようにしております。例えば、部屋が違うから、もう1個同じ物が必要なんだよとか、そういったもので、昨年と同じ物を買う、購入する場合は、そういった理由書をつけていただければ、可能です。 あとは、今回は、昨年と違うのは、購入は町内業者から購入してもらうというのが、新たに条件に付け加えさせてもらいました。これは、やはり、町からの公金を事業者さんに補助して、さらにその購入物も町内の業者から買ってもらうことによって、二重に経済が循環するというんですかね、そういったことから、町内からの購入と条件にさせてもらったところでございます。 以上です。
○議長(山川英男) よろしいでしょうか。 ほかにございますか。 小塙議員。
◆8番(小塙斉) 8番、小塙斉。 議案第38号なんですが、一般会計の補正予算の第2号ということでありますが、専決処分ということで、8月5日ということで専決処分されておりますが、町長からの提案理由で、専決処分した、議会を招集するには時間がなかったというようなことでありますが、随分、全協等で、全員協議会で7月、また8月と、何回も数日前に決められて、招集がかかっておりますので、そういったこともありますので、十分時間があったのではないかなという気がします。 その点についてお聞きをいたします。よろしくお願いします。
○議長(山川英男) では、執行部でいかがでしょうか。 金田企画振興課長。
◎企画振興課長(金田道宙) すみません、ただいまのご質問に対しお答えいたします。 記憶の中で、誠に申し訳ございませんが、議会を、臨時会を開催する場合であっても、多分に告示とか、そういったもので1日、2日とか、そういう基準があると思うんで、当時の話ですと、8月4日頃にそういったものがあって、早急に8月5日付で予算づけをしたということで、時間的余裕がなかったというふうに判断をさせてもらっております。 以上です。
○議長(山川英男) よろしいでしょうか。 ほかにございますか。 (発言する者なし)
○議長(山川英男) ほかに質疑がございませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。 (発言する者なし)
○議長(山川英男) 次に、賛成者の発言を許します。 (発言する者なし)
○議長(山川英男) 発言がありませんので、以上で討論を終結します。 これから議案第38号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 (挙手全員)
○議長(山川英男) 挙手全員であります。 したがって、議案第38号「専決処分した事件の承認について」は原案のとおり承認されました。
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△議案第39号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(山川英男) 日程第12、議案第39号「令和3年度市貝町
一般会計補正予算(第3号)」を議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。 (町長 入野正明 登壇)
◎町長(入野正明) 議案第39号「令和3年度市貝町
一般会計補正予算(第3号)」についてご説明申し上げます。 今回の補正予算につきましては、歳入歳出それぞれに1億104万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を50億7,143万1,000円とするものでございます。 5ページをお開きください。 まず、歳出について申し上げます。 2款1項5目につきましては、来年度秋に開催されるとちぎ国体における防犯体制を強化するため、県の補助金を活用し、防犯カメラを設置するものでございます。 この県補助事業を活用して防犯カメラを設置する町有施設につきましては、庁舎のほか、芝ざくら公園、道の駅に1台ずつ、合わせて3台の設置となります。補助事業でのカメラ設置箇所については、県道や町道の交通車両等を録画することが目的でありますので、施設の防犯機能を高めるせっかくの機会でございますので、町単独費用にて敷地全体を録画するカメラも設置する予定です。 ご覧いただいている財産管理費では、庁舎敷地に県補助分1台、町単独にて4台、合わせて5台を設置し、6ページ中段の7款1項3目17節では芝ざくら公園に補助対象を含め合計3台、下段の道の駅は補助対象の1台、7ページ中段からの10款4項2目及び5項2目では、中央公民館敷地や城見が丘運動公園に4台を町単独費用にて設置いたします。 5ページにお戻りください。 6目につきましては、新型
コロナウイルス感染症の影響により、運輸収入が落ち込み、厳しい経営状況が続いている真岡鐵道に対し、県及び沿線市町が経営支援を行うものです。 3款1項2目につきましては、昨年度交付された各事業の国・県支出金について、事業費の確定に伴い、その差額を返還するものでございます。 3目につきましては、介護保険特別会計における介護システム改修に係る町負担分を、一般会計から繰り出すものです。 6款1項3目の7節につきましては、道の駅等に出荷する農家に対する営農技術指導の講習会に係る謝礼であります。 10節につきましては、各補助事業に付随する消耗品費であり、18節の環境保全型農業直接支払交付金は、農薬や化学肥料を低減した営農に対する国の補助事業で、取組農家の増加に伴う面積の拡大によるものであり、サシバの里生態系保全型農業経営支援交付金は、これに対する町単独の上乗せ事業でございます。 園芸産地における事業継続強化対策補助金は、災害時に農業を継続するための非常用発電機を購入するための国庫補助事業であり、経営継承発展等支援事業費補助金は、経営の若返りを行う経営体を対象とした機械等購入費補助金でございます。 また、農業災害対策特別措置補助金は、4月中旬の低温に伴い被害を受けた梨農家7軒に対し、病害虫防除用農薬購入費を補助するものです。 続いて、6ページをご覧ください。 5目の12節につきましては、国の補助事業を活用する市塙古郡水路の整備に、当初予算において1,000万円を計上しておりましたが、国から追加配分が示され、事業の早期完了を図るため経費を追加いたしました。 同じく、18節についても、事業費の不足見込額を追加しております。 6目につきましては、農道3路線の現道舗装工事費を補正し、2項1目につきましては、田野辺地内における計画策定区域の拡大により経費を追加しております。 7款1項2目につきましては、新型
コロナウイルス感染症に係る緊急経済対策として、例年実施しておりますプレミアムつき商品券事業について、プレミアム率を30%に引き上げるとともに、発行総額を増額するものです。 3目の12節につきましては、本年度も芝ざくらまつりを中止し、公園開放のみといたしましたが、指定管理者における駐車料金収入が当初見込みより減少したため、不足する公園管理費を追加するものです。 また、18節につきましては、中止した夏祭りに係る開催補助金を全額減額するものでございます。 7ページをお開きください。 8款2項2目につきましては、1路線の現道舗装及び3路線の舗装修繕工事費を追加するものです。 3目の12節につきましては、記載の2路線の道路改良事業に伴う測量設計委託料を追加し、14節は、町道赤羽工業団地線の一部の改良工事費を計上しております。 10款4項2目の18節につきましては、申請自治会の増加による事業費の不足見込額を追加しております。 次に、これらの財源となる歳入についてご説明申し上げます。 4ページにお戻りください。 まず、15款2項4目につきましては、町道赤羽工業団地線の改良事業に係る国庫補助金でございます。 16款2項4目につきましては、歳出の6款においてご説明した各事業に対する国及び県からの補助金であり、7目は、国体開催に伴う防犯カメラ設置事業に対し、県から経費の一部が補助されるものです。 20款繰越金につきましては、特定財源充当後に不足する額を計上しております。 21款4項2目につきましては、農地中間管理事業に対する県農業振興公社からの事務委託金であります。 以上が、令和3年度市貝町
一般会計補正予算(第3号)の概要でございます。 よろしくご審議の上、本案が原案のとおり可決されますようお願い申し上げます。
○議長(山川英男) 町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 関澤議員。
◆3番(関澤正一) 3番、関澤正一です。 これ、何款だ、2款の6目ですかね、それの18節、真岡鐵道の支援事業ですか、これ、1市4町でやっているわけですよね。その援助、これは1市4町で全部補助するのかどうか、そこら辺、ちょっとお聞きしたいと思います。 それと、もう1点、ちょっとお願いしたいんですけれども、6款3目の18節ですか、この中に、経営継承発展等支援事業ですか、補助金、これ100万円ありますよね。これ、どのようなものを、どの地区で、どのような機械を入れるのか、それで何台ぐらい入るのか、そこら辺、ちょっと分かれば、お願いしたいと思います。
○議長(山川英男) 金田企画振興課長。
◎企画振興課長(金田道宙) それでは、ただいまのご質問に対し、お答え申し上げます。 まず、初めの5ページ、2款1項6目真岡鐵道経営支援事業費補助金の支援市町はどうなのかというところでございますが、これは真岡鐵道、昨年同様、真岡鐵道の株式保有市町並びに県ということで、栃木県と真岡市、それと芳賀郡、益子、市貝、茂木、芳賀、それと筑西市、茨城の筑西市ということで、県と6市町で総額4,800万円を支援するものでございます。 そのうちの市貝町分として計上させてもらった分を株式保有数により負担補助するものでございます。 以上です。
○議長(山川英男) 川上農林課長。
◎農林課長(川上和幸) それでは、続きまして第2点目の経営継承発展等支援事業費補助金ということで、こちらの補助金については、今回、国のほうで新たに初の事業となりますので、議員の先生方も初めて聞く事業だと思いますので、ちょっと内容のほうをご説明したいと思います。 こちらについては、農業者の高齢化と減少が全国的に急速に進んでいる中で、経営、中心経営体、担い手の方が当然高齢化を迎えているということで、その担い手の高齢化になった方が、その世代の下、子供あるいは孫とか、いろいろいると思うんですけれども、そういった方に事業を継承した場合に補助が出るものとなっております。 こちらについては、個人事業主あるいは法人であっても可能となっております。 また、個人の場合であって、Aさんという方がAさんの子供に引き継がず、Bさんの子供に引き継いだ場合でも可能な事業となっております。他人に今までやっていた農業を引き継ぐことも可能となっております。 また、法人の場合は、法人の代表者が高齢化になったことで、違う若い役員が代表者になった場合も該当になるということで、今回につきましては、大谷津地区において、営農集団のほうが代表者が変わったということで、こちらが該当となっております。 この制度が、令和2年の1月1日以降に農業を継承したということで、先程言いました大谷津地区のほうで、令和2年度中に代表者が変わったということで、該当になるということで、今回補助申請をするものであります。 今回の事業内容につきましては、畦畔のほう、あぜ塗り機、そちら1台を購入する予定になっておりまして、こちらについては、国で2分の1、町で2分の1の補助となりまして、上限100万までになりますので、100万を超えた部分は申請者が負担することとなっております。 今回の事業費総額としては、約120万円ほどとなっておりますので、個人で20万円は負担することとなっております。 以上です。
○議長(山川英男) ほかに質疑ございますか。 石井議員。
◆2番(石井豊) 2番、石井豊。 ページ6ページでお願いします。 6款1項5目農地費で12節で委託料、これは団体への営農地か、耕作条件改善事業測量委託料というのがあるんですけれども、それで、市塙古郡地区というお話でしたが、これ、具体的に、改善測量事業という目的でやられる測量というのは、どういったことを、改善というと、漠然としていまして、どういう目的でやられるのか、どういった内容の測量を目指しているのか、その点をお伺いします。 もう1点なんですが、7款1項2目で、商工振興費で、18節ですかね、商品券事業補助金、プレミアム率30%ということで、今年は執り行われるということなんですが、これ、総発行数は何枚、どの程度と考えられているのか、この2点についてお伺いします。
○議長(山川英男) 川上農林課長。
◎農林課長(川上和幸) それでは、第1点目の6款1項5目12節の委託料についてお答えさせていただきたいと思います。 団体へ農地耕作条件改善事業測量委託料ということで、こちらにつきましては、市塙の古郡の水路の整備ということで、具体的な場所につきましては、椎谷の土地改良境から荒宿のビジネスホテルのところまでの水路になります。 そちらの水路の改良工事ということで、内容的には、椎谷の土地改良が進んでおりまして、土地改良によって椎谷地区の水路は拡張されたということで、その下の水路が、まだ土水路のままでありまして、当然、大雨、台風等によって、今度整備された椎谷地区の水路は、かなりの水量で流れてきますが、それが市塙地区に入って急に狭まるということで、当然、農地等へ越水、溢水等をしてしまうことが考えられます。 今現在も、台風等が来た際には、地区は溢水してしまいまして、田んぼが水没してしまうことも多々あるわけなんですけれども、それを解消するためにということで、今回、この事業を取り組むものであります。 当初予算で1,000万の事業費だったわけなんですけれども、1,000万ですと、思うような事業が進められないということで、町のほうから要望はしていた結果、国のほうで追加予算がついたものですから、今回、補正を上げさせてもらうこととなりました。 今回、今年度につきましては、路線測量と用地の測量等を実施しまして、延長としては約1.6キロ、先ほどの区間で約1.6キロありますので、そこの路線測量と用地測量をする予定となっております。 4年度以降については、一部の用地買収、それと実際の工事が入っていく予定となっております。 以上です。
○議長(山川英男) よろしいですか。 園部議員。 ごめんなさい、金田企画振興課長。
◎企画振興課長(金田道宙) それでは、石井議員の第2点目、7款1項2目18節、商品券の発行数につきましてご説明をさせてもらいます。 今回の販売額は5,000万円、プレミアム率30%つけますので、6,500万円分となります。 商品券自体は、昨年から500円券ということで、500円券を10枚、プレミアムがついて13枚のつづりになっております。 以上でございます。
○議長(山川英男) 石井議員、よろしいでしょうか。 園部議員。
◆6番(園部弘子) 6ページの、お疲れさまです、2点ほどお伺いいたします。 6ページ、6款1項6目農業整備事業費の中の14節工事請負費としまして426万8,000円で、先程、現道舗装というご説明がありましたが、農道と思いますが、何路線で、場所についてをお伺いいたします。 もう1点です。7ページです。 8款2項2目道路維持費の中の14節工事請負費で、こちらはやはり現道舗装というご説明がありましたが、こちらは県道・町道と思いますが、やはり町道名と場所についてお伺いいたします。 以上です。
○議長(山川英男) 川上農林課長。
◎農林課長(川上和幸) それでは、園部議員のご質問、第1点目についてお答え申し上げたいと思います。 6款1項6目14節の工事請負費ということで、こちらについては、現道舗装ということになります。 現道舗装については、自治会等から申請があった場合に、不陸整正ということで、簡単な形で舗装をしているものになります。 今回の補正の場所につきましては、文谷地区、市塙境のところの文谷地区の農道、こちらが約120メートル、それともう1か所が椎谷、椎谷地区で約100メートル、もう1か所が杉山地区です。きら里館付近になりますが、その辺の道路が約110メートルを舗装する予定となっております。 以上です。
○議長(山川英男) 渡邉建設課長。
◎建設課長(渡邉隆憲) それでは、2点目の道路維持費の道路橋梁費についてご説明させていただきます。 こちら、今回の補正につきましては、現道舗装が1か所、こちらについては町道大谷津・上稲毛田線という路線になります。場所といいますか、地区にしては、大谷津地内になります。 そのほか、3か所ほど舗装の修繕を予定しております。 町道田野辺・刈生田線、こちらはJETファーム付近になります。また、町道赤羽・多田羅線、こちらは多田羅地内、県道黒田・市塙・真岡線から小貝川の橋までの区間の一部になります。それともう1か所、町道赤羽・小山線、こちらについては赤羽郵便局付近の舗装がかなり傷んでいるという周辺の舗装の修繕を予定しております。 以上です。
○議長(山川英男) 高徳議員。
◆11番(高徳義男) 11番、高徳義男です。 歳入歳出、1点ずつ、ちょっと質問いたします。 4ページの20款1項1目の繰越金のことで、ちょっとお尋ねしますが、今回の3号の補正額も1億104万というような形で補正されておりますが、2号でも、この繰越金を充当しておりますね。 今回の3号では、7,698万という、大体1億の3分の2ぐらいですかね、そんな感じでの繰越金の充当で補正されておりますが、今後、この繰越金の見通し、そういったものが、余裕が、どんなふうな程度にこうするのか、その4号、5号と、ずっと補正が、もし必要なときに、またその繰越金を充当していくのか、ここら辺のところをお尋ねしたいと思います。 それから、歳出については、6ページですね、7款1項3目の観光費の中での12節委託料、芝ざくら公園指定管理委託料496万2,000円と、こう金額が提示されておりますが、昨年も、このコロナ感染拡大、緊急事態宣言とかというようなことで中止になって、この駐車料の料金が入らないというような、そういうふうなことで補正をされているのかなと思うんですが、この496万というのは、たしか同じような数字かなと、今年も記憶するんですが、この数字のベースというのは、どういう、その数字がこういうことになるのか、そこら辺のところの詳細な、ちょっと説明をいただければなと思いまして、質問いたします。
○議長(山川英男) 金田企画振興課長。
◎企画振興課長(金田道宙) それでは、ただいまのご質問に対し、お答えいたします。 まず、繰越金のお話でございます。 繰越金につきましては、先ほど、監査委員さん等々の話から等もありましたとおり、令和元年度の決算剰余金、そして翌年度へ繰り越すべき財源を引いた実質収支が4億9,883万4,000円、498834千円でございます。 繰越金につきましては、地方財政法により2分の1以上を基金に積み立てなさいという決まりがございます。それを2分の1しますと、2億4,941万7,000円、249417千円が積み立てて、同額が補正財源と使っているところでございます。失礼しました、そのうち1億円、1億円が当初予算に計上しておりますので、使用可能な補正財源は1億4,941万7,000円、149417という数字です。 そうしたことから、それが補正財源とさせていただきまして、今回の補正までに、6月、8月、今回の9月と、8,950万8,000円、89508千円を充当させてもらっています。 したがいまして、今回、差し引いた残りが5,990万9,000円、59909ということでございます。 確かに、今後のこれから補正予算となるのは、12月、そして3月がメインとなってくるかと思いますけれども、一つには、国のほうで、秋、新聞報道でもされていますが、秋口に大型補正予算があるとされています。その中には、昨年のような新型コロナ関係の臨時交付金も入っているのかなと、私は思っております。 となれば、今までの補正させてきたコロナ対策費は、そちらの交付金に振り替えられる可能性も出てくるといったところでございます。 そうしたこと、その辺は考えておりまして、すみません、今年度、令和3年度の当初予算も含めまして、今のところ、コロナ対策事業として、私どものほうで見ておりますのが、予算計上させてもらったもので3,123万4,000円、31234千円がコロナ対策費と私どもは見込んでおりますので、もし、国からそういった臨時交付金が来るようであれば、それを財源振り替えさせてもらって、繰越金に3,000万円ほど戻すという作業も出てきますので、9,000万ぐらいが今後の補正財源かなと感じております。 それでも足らなければ、財政調整基金とか取崩しての対応となるものと思っております。 まず、1点目が以上です。 続きまして、芝ざくら公園です。 芝ざくら公園の指定管理料につきましては、議員のご質問のとおり、昨年も400万円補正をさせてもらいました。 芝ざくら公園の指定管理料につきましては、昨年度1,400万円、昨年は補正させてもらって、400万させてもらって1,800万円、令和元年度も当初の指定管理料が1,400万円ということで、ここ2-3年、1,400万円が指定管理料とさせてもらっているところです。 そうしたことから、経費削減、町の支出削減策も考えてもらわないといけないということで、担当係長のほうと協議会のほうで、令和3年度について、少しでも町からの支出を減らしていただこうと協議してもらいました。 その結果、駐車料金を倍増、令和3年度の芝ざくらまつりの駐車料金を倍増ということで、乗用車500円のところを1,000円にしてもらうといったことで、協議会の収入増を検討してもらいました。その結果、令和3年度の当初予算は、昨年の1,400万円から1,000万円に減額させてもらいました。 その中で、まつりをやりながら、予定では駐車料金2,500万円の収入、そしてまつり経費が1,500万円、そして残った剰余金1,000万円が公園の管理ということで、町の指定管理料1,000万円とまつりの剰余金1,000万円で2,000万円で公園の管理をしてもらおうと思っていたところでございます。 しかしながら、コロナの関係で、今年のまつりにつきましては、まつり自体は中止、だけれども駐車場を開放するということで、駐車料金はもらいました。 しかしながら、まつりを中止したがために、料金倍増はできないだろうということで、通常の料金、普通乗用車500円等々に、そのままにしました。 その結果、料金収入が、料金収入等々が1,047万円、経費につきましてが710万円、差し引いた残りが337万円が収益となりましたので、指定管理料が1,000万円でしたので、1,337万円が協議会のほうにあると。 しかしながら、公園管理費は、先ほど申し上げたかと思いますが、1,800万円程度かかるといったところで、すみません、今年は1,833万円の公園管理費がかかると見積りされて出てきました。 したがいまして、公園、まつりの増、収益分の337万円、指定管理料の1,000万円、そして経費が1,833万円かかるということですので、差し引いた496万円を補正させてもらうというような形になっております。 以上でございます。
○議長(山川英男) ここで暫時休憩といたします。 再開は2時15分とします。 (午後2時00分)
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○議長(山川英男) 時間がちょっと早いんですが、全員そろいましたので、再開いたします。 (午後2時14分)
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○議長(山川英男) 質疑をお受けいたします。 小沢議員。
◆9番(小沢岩夫) 9番、小沢岩夫です。 6ページ、6款の農林水産業費、12款の委託料について伺います。 当初予算で1,345万計上してありますが、今回、補正で70万円計上してあります。その細かい内容を伺います。 以上です。
○議長(山川英男) 川上農林課長。
◎農林課長(川上和幸) それでは、ただいまの小沢議員のご質問に対してお答えさせていただきたいと思います。 6款2項1目の12節ということで、森林経営管理制度集積計画策定業務委託料ということで、こちらは、平成31年の4月に森林経営管理法というものが施行されまして、森林の経営管理制度がスタートされました。 全国的に森林の経営が、高齢化によってされていないということで、森林を適切に管理するため、所有者がもし経営できない場合に、市町村がそれを受託して経営をしていくこととなりました。 当然、市町村では、自らの森林を経営していくことはできませんので、市町村がまた事業者へ再委託することとなるわけなんですけれども、今回につきましては、事前に森林の所有者にアンケート等を取りまして、田野辺地区、田野辺の神社付近の森林になりますが、そこが人工林ということで、以前に杉等を植えた森林が多いということで、経営、今後林業経営者が経営しやすいということで、今回、そこを指定させていただいておりますが、当初予定では約10ヘクタールの森林を見込んでおりましたが、アンケートを実施した結果、その町、事業者等で経営をしていただきたいという方が多くおられまして、実際、受益者が13名、筆数にしますと49筆、面積が約14ヘクタールということで、多くなっていますので、今回、補正をさせていただきました。 今回、令和3年度中にやる事業内容につきましては、境界境の確認、それと森林の状態の検査、売れる木なのか、あるいは売れないものなのか、そういったものの調査、あとは地積ということで面積の、正式な面積の把握、それと集積計画等々を業者に委託する予定となっております。 補正としましては、面積が増えたことに伴うものでございます。 以上です。
○議長(山川英男) ほかにございますか。 和久議員。
◆13番(和久和夫) 1件だけ、ちょっと確認しておきたいんですが、このまま帰ると、地元へ帰って関係者にお叱りを受けそうなんで。 7ページになります。 8款2項3目12節の委託料の件なんですが、大橋・篭堰線という町道があるんですが、そこの改良について、今回、補正予算を組んでいただけるということだったんで、町の関係者も喜んでいたんですが、結果的に測量だけで580万という形で、これは、ちょうど水処理センターを造った頃からの話で、あの道路を拡張して、きちんとやってもらうという話が、ここまで延びてきて、それで、この間、関係者、土地改良のと一緒に、町長とも、それから関係者とも話をして、それで、善処しますよということになっていますので、開けてみると、結果的に580万の測量委託だけと。 だから、地元の関係者は、まあ、少なくとも、その用地買収で入り口のところぐらいの工事には入ってくれんかなという頭でいると思うんです。 ですから、きちんと、私も帰って説明しませんと、関係者からかなりお叱りを受けるもんですから、この点について、詳しく考えを伺っておきたいと思います。
○議長(山川英男) 渡邉建設課長。
◎建設課長(渡邉隆憲) それでは、和久議員の質問に対しましてお答えいたします。 今回、町道大橋・篭堰線用地測量業務委託ということで、580万円を計上させていただいたんですが、大橋・篭堰線の用地測量につきましては、平成30年度に業務の約半分の業務を実施しております。用地の測量、境界の立会い等は、その平成30年度で終了しております。 今回は、その残りの分、測量図、丈量図等の作成、またあとは土地の買うといいますか、契約の際の関係書類と、そういったものの作成、そういったものを今回、委託のほうで補正を取らせていただきました。 平成30年度から、ちょっと時間が空いてしまいましたが、今回の委託によりまして、次は用地の取得、土地を買う段階に移ることになります。こちらにつきましては、こちらの業務が終了となってからになりますので、申し訳ないですが、来年度以降、用地の取得、また工事のほうへ着手となる予定でございます。 以上でございます。
○議長(山川英男) 和久議員。
◆13番(和久和夫) 確認しておきたいんですが、ここだけで、これ、私帰って、地元の関係者に説明しなくちゃならないんで、補正予算を取っていただいて、ここまでやっていただけるのはありがたいことなんですが、話が、少なくとも一部工事ぐらいに入れるかなというふうに、多田羅の関係者みんな思っているんです。 ですから、その点、きちんと目標的なものも、ちょっと補正予算と外れた話、恐縮なんですが、伺っておかないと、帰って説明のしようがないので、ちょっとその点、説明いただけますか。
○議長(山川英男) どなたが説明されますか。いいですか。 和久議員。
◆13番(和久和夫) 今の議長からの質問なんですが、具体的にいつ頃から間違いなく工事、買収、測量はあるとして、買収に入って、工事が完了するという形の段取りを、きちんと話していただけないと、私、説明のしようがないんですよ、地元に帰って、この補正予算の書いてある数字と内容だけでは。 ですから、ちょっとそれを確認しておきたかったんです。お願いします。
○議長(山川英男) 渡邉建設課長。
◎建設課長(渡邉隆憲) ご質問に対してご説明いたします。 先程申し上げましたが、本年度、今回の補正によりまして、用地測量業務のほうが終了します。こちらが終了した後でないと、用地取得、用地の購入のほうはできませんので、用地の購入については、新年度に入ってからということになります。 あと、工事にいつ着手するかということですが、これは予算、新年度予算にも関係してくるんですが、予算が確保できれば、用地取得もすぐにもできる場合もあります。 ただ、路線が625メートル、かなり長い延長になりますので、何年かに分けての工事となると考えられます。 ちょっと、いつ工事が終わるかということについては、今の時点では何ともお答えができないんですが、なるべく早急に着手できるように進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上です。
○議長(山川英男) よろしいでしょうか。 入野町長。登壇。
◎町長(入野正明) 和久議長から、もう本当にこれ、すみません、和久議員から、この件につきましては、10年来の要望でございました、地元を代表して。 そういうことで、この大橋篭堰線につきましては、当初とその中間段階で、地元からの要望も変化したわけですけれども、また元に戻って、当初の要望のとおりやるというような話になったわけでございます。 水路を、それに蓋をして拡幅するという案が地元から出されましたが、当初の計画どおり、実際に拡幅して、この町道を改良するということで、前回決まったわけでございます。 私どもとしては、土地改良をもう一度やりまして、県の予算を使ってやりたいという気持ちはありますが、地元も、これについては、できるだけ自分が元気なうちに、その姿、できたものを見たいという強い思いがございまして、私どもも和久議員から要望があった点について、当初の計画でやるということになりました。 ただ、今は、建設課長から答弁、説明させました。なぜかと申しますと、もう和久議員も議会長くご覧になって分かるかと思うんですが、町長の答弁と課の答弁が違っている場合が結構ございまして、農林課もそうですけれども、建設課もそうなんですが、私がここで答弁するんですが、違うような受け止め方をしているので、建設課のほうの受け止め方といいますかね、どのような認識なのか、和久議員にも確認していただきたいと思いまして、建設課長から説明させました。 渡邉課長はしっかりと、前回のふれあい町長室での後、話合いの結果について、しっかりと認識しておりまして、あの席で決まったのは、元に戻して、最初から大がかりな改良工事をするということで、私というよりも、この後の、私はあと2か月おりますけれども、この後の方が、これを、つまり来年度以降、12月以降、12月議会も間に合うんだと思いますけれども、この道路については、着実に仕上げていくということで、たしかあの時に、早ければ年度末から買い上げるような話だったと思うんで、建設課長のほうから大型補正ということもあり得るかとは思うんですが、新年度、買上げに入るということでございますので、取りあえず測量を全部おわすということで、補正を出させていただきまして、この後、買上げに入るということで、いよいよ買上げが始まりますと、県の県道改良もご覧になって、そのとおりでございまして、用地買収が始まると、いよいよ工事に入りますから、来年度以降、工区を分割して、着実に実行していくということになるかと思います。 市貝中学校の改築とか、多田羅・赤羽線ですか、赤羽・多田羅線、あれもぜひ歩道をつけたいというふうに思っていますし、そういうようなたくさんの道路改良についてはありまして、建設課長も私と同じように夜眠れないんじゃないかと思うんですけれども、そういう中で着実に、分割しながら形をつくっていくというふうに考えておりますので、来年度以降、和久議員はまだ2年もありますから、しっかりと自分で、議員の立場から執行部をしっかり監視して、執行部に一般質問やこういう場でくぎを刺して、くさびを打ち込んでほしいと思うんですが、私ももう頭に打ち込まれていますので、来年度以降、渡邉課長と、私じゃなくて、来年度以降の方がしっかりと対応できるように、やってまいるように、課長にもう1回引継ぎをしていきたいと思いますので、どうか、この点については、地元に、そういうことで約束させましたということで、よろしくお伝えいただければありがたいと思います。 課長はしっかりやると思います。 以上です。
○議長(山川英男) ほかにございますか。 小塙議員。
◆8番(小塙斉) 8番、小塙斉。 まず、1点目なんですが、6ページ、7款1項2目の18節、先程同僚議員も質問しましたが、商品券事業の補助金についてお伺いいたします。 プレミアム商品券、市貝町地元応援券というんですか、これがまた今年度も発行されるということでありますが、今年度は、例年20%のプレミアム率が30%に引き上げられるということであります。 これは、これまでのこの商品券事業をどのように評価、検証されて30%のプレミアムということに引き上げられたのか、その点についてお聞きをいたします。 それが1点なんですが、もう1点は、次のページ、7ページの8款2項2目の12節の町道の赤羽工業団地線積算管理等業務委託料ということで、805万の補正の予算でございますが、これは、この工事の積算管理なのか、そのほかの業務のことなのか、まだ工事は始まっていないんじゃないのかなと思いますので、この業務等の内容についてをお聞きいたします。 それと、もう1点なんですが、10款4項2目の18節、地域自治公民館の建設費等の補助金がございますが、これは何地区の自治公民館に対しての補助金なのか、どういった内容なのかについてをお聞きします。 よろしくお願いします。
○議長(山川英男) 金田企画振興課長。
◎企画振興課長(金田道宙) それでは、ただいまのご質問に対し、お答えいたします。 まず、第1点目、7款1項2目、商品券のプレミアム率の件についてでございます。 例年、市貝町では、10%で行っていたようでございます。しかしながら、昨年度からコロナ禍ということで、経済対策ということで、昨年から30%にさせてもらったといったところでございます。 本年につきましても、コロナ禍ということ、そして近隣町も、引き続き今年も30%といったところでありますので、それに併せまして当町も30%にしたというところでございます。 以上です。
○議長(山川英男) 渡邉建設課長。
◎建設課長(渡邉隆憲) 2点目の、道路橋梁費の委託料についてご説明申し上げます。 赤羽工業団地線積算管理等業務委託料ということで、等ということになっておりますが、その内容としましては、積算業務、また工事の始まったうちの現場管理業務、また設計の拾出しということで、その中身の内容の、何と言いましょうか、精査のようなところでございます。それが100メートルで、今回の工事の区間を予定しておりますが、そのほかに、延長のほうがかなり変更がありまして、そういった測量設計の修正業務、あとは用地測量の修正業務なども、こちらの業務委託料のほうへ含めております。 以上です。
○議長(山川英男) 関澤生涯学習課長。
◎生涯学習課長(関澤孝浩) それでは、第3点目の10款4項2目18節、地域自治公民館建設費等補助金につきましてお答え申し上げます。 この245万7,000円につきましては、2つの自治公民館からの申請になります。 まず1つは、増改築、施設改修、台所の床改修になっております。現場を見に行ったところ、床等がもうベコベコするというか、相当傷んでいるという感じを受けました。このことからの申請で、事業費は57万2,000円、事業費の80%以内または限度額150万の補助でございますので、45万7,000円を見込んでおります。 また、もう1つの自治公民館でございますが、そこにつきましては、屋根、外装、床等、ほとんどの部分の改修工事を行うということでございます。事業費は433万6,200円、80%以内ということですので、限度額の150万の補助、また、トイレが水洗化されておりません。そのため、トイレの水洗化ということで、事業費が125万5,000円、これは事業費の50%以内が補助対象でございますが、50万を超えるために、限度額50万というのがございますので、50万の補助対象になってきます。この1つの自治公民館で200万ほどの補助、先程の45万7,000円、プラスして245万7,000円の補助ということになっております。 以上でございます。
○議長(山川英男) よろしいですか。 ほかにございますか。 (発言する者なし)
○議長(山川英男) 発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。 (発言する者なし)
○議長(山川英男) 次に、賛成者の発言を許します。 (発言する者なし)
○議長(山川英男) 発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第39号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 (挙手全員)
○議長(山川英男) 挙手全員であります。 したがって、議案第39号「令和3年度市貝町
一般会計補正予算(第3号)」は原案のとおり可決されました。
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△議案第40号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(山川英男) 日程第13、議案第40号「令和3年度市貝町
介護保険特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。 (町長 入野正明 登壇)
◎町長(入野正明) 議案第40号「令和3年度市貝町
介護保険特別会計補正予算(第1号)」についてご説明申し上げます。 今回の補正予算は、保険事業勘定の歳入歳出に、それぞれ153万6,000円を追加し、歳入歳出予算総額を9億9,853万6,000円とするものであります。 まず、歳出からご説明申し上げます。 5ページをお開きください。 1款1項1目12節につきましては、制度改正に伴うシステム改修委託料でございます。 次に、4款3項1目7節につきましては、成年後見制度を利用する方が後見人に支払う財産がないため、町成年後見制度利用支援実施要綱に基づき支援をするものでございます。 続きまして、歳入についてご説明申し上げます。 4ページをお開きください。 3款事業費補助金につきましては、システム改修費補助金でございます。 7款繰入金につきましては、システム改修費の町負担分を一般会計から繰り入れるものです。 8款繰越金につきましては、成年後見人報償に係る費用を追加するものです。 以上が、令和3年度市貝町
介護保険特別会計補正予算(第1号)の概要でございます。 よろしくご審議の上、本案が原案のとおり可決されますようお願い申し上げます。
○議長(山川英男) 町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 質疑ございませんか。 (発言する者なし)
○議長(山川英男) 発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。 (発言する者なし)
○議長(山川英男) 次に、賛成者の発言を許します。 (発言する者なし)
○議長(山川英男) 発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第40号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 (挙手全員)
○議長(山川英男) 挙手全員であります。 したがって、議案第40号「令和3年度市貝町
介護保険特別会計補正予算(第1号)」は原案のとおり可決されました。
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△議案第41号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(山川英男) 日程第14、議案第41号「令和3年度市貝町
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。 (町長 入野正明 登壇)
◎町長(入野正明) 議案第41号「令和3年度市貝町
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)」についてご説明申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出にそれぞれ550万円を追加し、歳入歳出予算の総額を1億9,050万円とするものでございます。 それでは、4ページ下段をご覧ください。 まず、歳出についてご説明申し上げます。 1款1項1目一般管理費につきましては、鴻之宿地区農業集落排水の公共下水道への接続の検討及び新たに事業計画の認可を得るため、事業計画変更業務委託料を補正するものでございます。 次に、これらの財源となる歳入についてご説明申し上げます。 4ページ上段をご覧ください。 3款1項1目公共下水道事業費国庫補助金は、社会資本整備総合交付金の内示額増分を補正するものでございます。 5款1項1目繰越金は、不足する財源を補正するものでございます。 以上が、令和3年度市貝町
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)の概要でございます。 よろしくご審議の上、本案が原案どおり可決されますようお願い申し上げます。
○議長(山川英男) 町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 質疑ございませんか。 小塙議員。
◆8番(小塙斉) 8番、小塙斉。 今回の補正なんですが、鴻之宿地区の農業集落排水を公共下水道に接続させる計画を作成するということでございますが、この計画変更業務は、いつまでにその計画を作成して、いつから公共下水道に接続になるのか、その点についてお聞きをしたいと思います。 よろしくお願いします。
○議長(山川英男) 渡邉建設課長。
◎建設課長(渡邉隆憲) それでは、小塙議員のご質問にお答えいたします。 今回の事業計画の変更業務につきましては、今年度中に事業のほうは完了することになります。 それ以降、その後、全体的な設計のほうに、来年度以降、設計のほうに入りまして、あとは予算のつき方にも、予算にもよるんですが、来年度中に工事に入れるか、または再来年度になるかということは、ちょっと今の段階では未定なんですけれども、かなり早急な対応が必要なところでもありますので、なるべく早く接続できるように進められるようには考えております。 以上です。
○議長(山川英男) よろしいですか。 ほかに質疑ございますか。 (発言する者なし)
○議長(山川英男) 発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。 (発言する者なし)
○議長(山川英男) 次に、賛成者の発言を許します。 (発言する者なし)
○議長(山川英男) 発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第41号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 (挙手全員)
○議長(山川英男) 挙手全員であります。 したがって、議案第41号「令和3年度市貝町
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)」は原案のとおり可決されました。
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△議案第42号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(山川英男) 日程第15、議案第42号「専決した事件の承認について」を議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。 (町長 入野正明 登壇)
◎町長(入野正明) 議案第42号「専決処分した事件の承認について」ご説明申し上げます。 今回の市貝町個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正につきまして、最後のページ、新旧対照表により概要をご説明いたします。 今回の改正は、9月1日より施行された行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴うものです。 内容は、法第19条に第4号が新設され、以後、1号ずつ繰り下がったため、当該条文を引用している町条例も号ずれが生じたため、改正いたしました。 以上が、8月12日付で専決処分いたしました市貝町個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正の概要でございます。 よろしくご審議の上、原案どおり承認いただけますようお願い申し上げます。
○議長(山川英男) 町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 質疑ございませんか。 (発言する者なし)
○議長(山川英男) 発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。 (発言する者なし)
○議長(山川英男) 次に、賛成者の発言を許します。 (発言する者なし)
○議長(山川英男) 発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第42号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 (挙手全員)
○議長(山川英男) 挙手全員であります。 したがって、議案第42号「専決処分した事件の承認について」は原案のとおり承認されました。
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△散会の宣告
○議長(山川英男) 以上で本日の日程は全部終了しました。 本日はこれで散会いたします。 (午後2時49分)...